【足裏のツボ効果】痛い理由やツボの探し方・押し方を解説
足裏のツボが刺激されると痛い!その理由
ツボに対応する臓器が疲れている
足の裏は、第二の心臓と言われているほど大切にケアしたい部分。刺激することで、体のそれぞれの部位や臓器に良い反応を促すツボや反射区があります。
反射区とは、ツボを点で捉えるとしたら、広い面で捉えるポイント。ツボと同じように刺激すると、体のそれぞれの部位や臓器に良い反応を促すことができる部分です。
押すと痛い時は、その部分に対応する臓器や部位が悪くなっている、つまり「病気かも?」と考えがち。その結果落ち込んだり、ネガティブな反応を示したりする方もみえるでしょう。
しかし本来は、疲れている、凝っている、張っているなどの疲労をあらわしていることもあります。「このままでいると悪くしますよ。」「病気になる可能性がありますよ。」「だからケアするといいですよ。」というようなとらえ方をすると良いでしょう。
足の使い方など反射区に無関係のことも
痛みの原因には、臓器や部位に関係がないことも。
ツボや反射区とは関係なく、単純に靴が合っていなかったり、歩き方による足の使い方で痛みや疲れが出ていたりする場合もあります。
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足裏のツボにある効果
足裏のツボや反射区には、それぞれのポイントに対応する臓器や部位があります。足裏のツボ押しやマッサージを取り入れることによって、体全体のケアを促すことができます。
特に胃腸の調子が悪い時、便秘や下痢、冷えなど、対処が難しいものは足裏で簡単にケアできるのでおすすめです。
足裏のツボが痛い場所と体の悪い部分にある関係性
足の裏を体全体と捉えて見ていきましょう。指側が頭、足の裏の上部が肩や背中、胸の部分、足の裏の真ん中がお腹や腰、かかと部分が生殖器や下半身に対応しています。
押してみて痛いところは、対応する部分が疲れていたり弱っていたり、ケアや注意が必要だと教えてくれています。痛いからといって、すぐに病気と結びつけて決めつけるには注意が必要です。
老廃物がたまっていて体内の循環が悪くなっている時は、足裏のツボ押しやマッサージをすると気分が悪くなる場合もあります。また激しい痛みを感じる部位があれば、対応する臓器や部位に思いあたるふしがないかを考え、医療機関を受診してみても良いでしょう。
正しいツボの探し方とは
他の部位とは違う鈍痛を感じることも
ツボの親指や棒などで押してみると、他の部位とは違う「ドーン」とした刺激を感じます。人によっては鈍痛などの痛みとして感じる場合もあります。
張っていたりざらついていたり、張りを感じたりする部分や冷たい部分は、疲れがたまっていたり循環が悪くなっていたりすることが多いです。よく観察し、積極的にケアしましょう。
人によって多少異なる場合も
人によって、ツボの場所は多少異なります。説明書などを見つつも自分の感じ方を大切にし、感じ方が他と違う部分、肌の色が違う部分、他の部分と感触が違うなどのヒントを通して、ポイントを探りましょう。
何より、観察する癖を身につけることが大切です。
正しいツボの押し方を解説!
指で押す場合の押し方
まず指を使う場合の押し方を見ていきましょう。
親指の第一関節を曲げ、指全体に体重を乗せるようにすると力が入ります。指の力だけで押そうとすると、指が痛くなったり疲れてしまいます。押し込んだ後は指の腹をあて、左右に小刻みに動かすように刺激しましょう。
棒で押す場合の押し方
棒を使って押す場合、棒には足裏のツボ押し専用のグッズ、または消しゴム付きの鉛筆が使えます。消しゴム部分で押せば、消しゴムがクッションになり、刺激を緩和しやすいです。
ご家庭にあるもので代用できそうであれば、棒状のものを使ってやってみましょう。
力ずくで押し込まないことが大切
指で刺激する場合も、棒などを使用する場合も、力ずくでゴリゴリと押し込まないように注意しましょう。
息を吐きながらゆっくりと圧をかけ、息を吸いながら圧を緩める。この繰り返しが大切。ゆっくりと刺激していく方法がおすすめです。
自分で足裏のツボを押す際に注意したいこと
爪は短く切っておこう
爪が長いと皮膚を傷つけたり痛みを伴うため、短く切った爪で行いましょう。
棒を使って押す場合でも、爪が皮膚に当たることはあります。事前に爪を切っておくことは大切です。
手と足は清潔にして行おう
清潔な手と足で行いましょう。爪を切るだけでなく、ツボ押しをする前にきれいに洗っておきます。
ツボ押しの際に滑りを良くするため、オイルやクリームを足裏に塗り、ツボと反射区のマッサージを同時に行うのもおすすめです。
水分も取りながらデトックス
足裏に刺激を与えた後は、老廃物が外に排出しやすくなり、トイレが近くなる可能性があります。
積極的に水分を取りながらデトックスしましょう。
自分でツボを探しながら押してみよう
あまりツボの場所がよくわからずに足裏のツボ押しを行っていた人も、今回の記事を参考にツボを探してみましょう。自分のツボを探しながらゆっくりと圧をかけ、じっくりと行ってみてください。繰り返し行うことでツボの場所がわかる感覚も芽生え、効果的なツボ押しができることでしょう。
- 執筆者:
- yuuka