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バランスボールで簡単ダイエット!選び方・座り方を専門家が解説

がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため「セルフトレーニングコーチ」として自身を輝かせるトレーニング法を研究・実践中。ズボラなため「隙間時間」に「サクッと」できち…
2019年09月03日
筋トレ効果や脂肪燃焼効果、腰痛予防にも役立つバランスボールは、健康とダイエットの強い味方。そんなバランスボールの選び方・座り方を、美容・健康ライターのNao Kiyota先生に教えていただきました。椅子代わりに座るのもOKなので、自宅で簡単に始められます!

バランスボールダイエットとは?

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バランスボールダイエットとは、バランスボールを使用して、自宅で簡単に体幹を鍛えながら有酸素運動ができるダイエットワークアウトです。動作としては、不安定なバランスボールに乗って姿勢を維持したり、ボールの上で運動をしたりします。

運動不足の解消はもちろん、体幹の筋肉を鍛えて代謝を高め、痩せやすい体質に整えることができます。

また、バランスボールを上手に使うことで、ウエストや脚、お尻など、引き締めたい部分の筋肉を狙ってトレーニングすることができます。

バランスボールダイエットのメリット

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部屋で負荷の高い筋トレや有酸素運動ができる

一つ目は、部屋の中でより負荷の高い筋トレや有酸素運動ができる点です。

室内では、走ったり、体を大きく動かしたりするのが難しいもの。しかし、バランスボールダイエットは、バランスボールを使って上下運動ができる程度のスペースがあれば、十分にワークアウトを行うことができます。

使い方がシンプルだから始めやすい

二つ目は、スポーツと違って使い方をマスターすることが難しくない点です。

ボールに座る、ボールの上で体を上下に動かす、ボールの上で体を左右に動かすなど、日常生活とあまり変わらない動作で運動することができます。

バランスボールダイエットの効果

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筋トレ効果と体脂肪の燃焼効果

ボールの上でバランスを取ることで、体幹の筋肉を鍛えることができ、ボディラインを引き締めるのに効果的です。また、上下運動などを組み合わせることで、有酸素運動による体脂肪の燃焼も期待できます。

歪みの改善・腰痛の軽減効果

腰回りの筋力を高めて姿勢を整えることで、おなかや腰回りの不調を改善しやすくなります。

便秘の予防・改善効果

おなか周りの筋肉が鍛えられることで便通が良くなり、便秘によるぽっこりおなかの解消にも役立ちます。

バランスボールの選び方

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バランスボールの選び方は、椅子選びに似ています。バランスボールに実際に腰を掛けてみて、横幅が腰幅の1.5倍ほどあり、膝を90度に曲げて座れる高さのものがおすすめです。また、ボールの上でバウンドできるよう、硬めのものを選ぶと良いでしょう。

座った際、小さすぎて膝を曲げることができなかったり、大きすぎて地に足がつかなかったりするものは危険なため、使用しないようにしましょう。

バランスボールダイエットのやり方

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基本の座り方

まずは、正しい座り方をマスターしましょう。

1. バランスボールの真ん中に腰掛け、両手を腰か足のつけ根に添える
2. 脚を腰幅よりもやや広めに開き、膝を90度に曲げて姿勢を安定させる
3. 背中を伸ばし、胸を張った状態で下腹を凹ますように力を入れる

この姿勢を維持することで、筋力アップ&ウエストの引き締め効果が期待できます。椅子代わりに座って過ごすのもおすすめです。

ウエストを引き締める有酸素運動

正しい座り方ができると、簡単に有酸素運動に発展させることができます。

1. 正しい座り方でバランスボールに座る
2. そのまま体を大きく上下運動させ、バランスボールの上をバウンドする

バウンドするときは、バランスボールの中心から外れないように体を下ろすのがポイントです。何度バウンドしても、横にずれたり後ろに下がったりしないようにしましょう。

バランスボールダイエットの注意点

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バランスボールの上に座って読書やテレビなどを楽しんでもOKですが、バランスボールに触れている間は、バランスを取っていることから意識を外さないことが大切。油断すると重心が横や後ろにずれ、転倒して怪我をする恐れがあります。

慣れると簡単にバランスを取ることができるため、ついつい忘れてしまいがちですが、あくまでも運動中だということを意識して行いましょう。

バランスボールを日常に取り入れよう

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バランスボールダイエットは、ボールの上でバランスを取るだけで体幹を鍛えられるワークアウトです。日常生活の延長線で始められるため、運動があまり得意ではない方、外に出てトレーニングをする時間がない方も始めやすいでしょう。ぜひ、楽しみながら美ボディを手に入れてくださいね。

執筆者:
Nao Kiyota