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足ダイエットを自宅で実現!エクササイズ法や注意点を解説

がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため「セルフトレーニングコーチ」として自身を輝かせるトレーニング法を研究・実践中。ズボラなため「隙間時間」に「サクッと」できち…
2019年08月27日
すっきりと伸びた美しい足は、多くの女性にとってあこがれであり、永遠のテーマでもあります。今回は美容・健康ライターNao Kiyota先生に、自分でもできる足ダイエットのエクササイズや心がけたいこと、おすすめグッズまで詳しく教えていただきました。

足が太くなるのには原因がある!

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「運動をしていないのに筋肉ががっちりついている」
「足以外の部分はかなり華奢なのに、足だけが妙に太い(脂肪のつき方やバランスが悪い)」
「やせ型なのに足の太さが気になる」

これらに当てはまる人は、脂肪や筋肉のつきすぎが原因ではなく、冷えによる多代謝の低下やむくみが原因で水分や老廃物が溜まっている可能性があります。「どれだけ運動をしても細くならない!」そんな場合は、徹底的なマッサージと食事の改善、冷えの改善が大切です。

自分でもできる!足ダイエットのエクササイズ

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エクササイズのポイント

運動せずとも足を細くできるタイプの方でも、むくみの予防・改善や冷えの改善に適度な運動が必要です。次にご紹介するストレッチでしなやかに整えたら、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動で体を大きく動かしましょう。

有酸素運動は1日20分以上を目標にしてみてください。今あるエネルギーだけでなく、体脂肪をエネルギーとして燃焼できるようになる目安の時間です。

【運動前のストレッチ】

1. 手足をぶらぶら、小刻みに動かす
※ 足先だけでなく、太ももをしっかり動かすようにしましょう
2. 椅子などに片足を上げて膝を曲げ、下側の足はまっすぐに伸ばす
※ 椅子に足を上げても反対の足がしっかり床につく程度の高さの椅子を使用します
4. 上げた足の膝に両手を添え、ぐーっと押すようにして上半身を前に動かす
※ このとき、下側の太ももの裏やお尻がしっかり伸びていることを確認します
5. 反対の足も同様にストレッチする
6. 手足をぶらぶら、小刻みに動かす(クールダウン)

左右3〜5回ずつ行いましょう

運動以外にも自分でできる足ダイエットのポイント

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運動以外に気をつけるべきは、食生活です。冷たいものばかり飲食したり、味付けの濃い(塩分の多い)食事が多かったりすると、冷えによる代謝の低下やむくみを起こしやすくなります。

汁物などで体内を温めることや栄養バランスを整えること、水分補給は清涼飲料水や紅茶コーヒーではなく「水」(白湯)で行うこと、料理の味付けは出汁を活用して調味料を使いすぎず自然な薄味にすることなどが重要です。

足を細くするために普段から心がけたいこと

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姿勢を正すことと、お風呂などでしっかり温め体液循環をスムーズにすることが大切です。普段から姿勢が悪いと、歪みによる筋肉の偏りや脂肪の蓄積を招きます。

また、体液循環が滞るとむくみも起こしやすくなるため注意が必要です。片足だけに体重をかけたり、足を組んで座ったりせず、足に負担をかけないように過ごしましょう。

お風呂はシャワーで済ませず、湯船にしっかり浸かること。お風呂上がりにはマッサージやストレッチで体液循環を整えましょう。

足ダイエットに効果的なグッズを活用しよう

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足全体を温められるタイツ

まずは、足全体を温めることができるタイツです。引き締め効果の期待できるダイエット用でなくてもOK。冷えが気になる人におすすめです。

夏場など暑い日は熱中症になる恐れがあるため、使用しないでください。

姿勢を整えやすいスリッパ

自然と姿勢を整えることができるスリッパもおすすめです。歪みによるむくみや代謝の低下を改善するのに役立ちます。

レッグトレーニング機器

レッグトレーニング機器も活用してみましょう。手軽に有酸素運動や足のストレッチを行うことができ、運動が苦手な人におすすめです。

自宅でエクササイズしながら足ダイエットにチャレンジ

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ご自宅でも手軽に取り入れられるエクササイズはあります。まずはできることから、足ダイエットにチャレンジしてみましょう。食生活やお風呂の入り方などにも目を向けながら、体内の環境を整えるよう注意してみてください。気になる足のダイエットにも効果が期待できるでしょう。

執筆者:
Nao Kiyota