ヨーグルトファスティングって?2日間でお腹スッキリを目指そう
ヨーグルトを使ったファスティングが人気の理由
気軽にチャレンジできる
ダイエットは通常1~3ヶ月、場合によっては半年ほど継続が必要になります。その点、ヨーグルトファスティングはたった2日間という短期間から可能。さらにダイエットに使うヨーグルトはスーパーやコンビニなどどこでも手に入る食材なので、気負わず始められます。
運動しなくてもOK
「痩せたいけれど、体を動かすのは苦手で……」という女性は多いのでは?ヨーグルトを使ったファスティングダイエットに運動は必要ありません。ヨーグルトを食べるだけという手軽な方法で成功率も高いので、運動が嫌いな方にとってもチャレンジしやすいのが人気の理由と考えられます。
空腹感が少ない
ファスティング(断食)は一定期間食べ物を摂れないため、空腹に耐えられず挫折してしまうケースが珍しくありません。ヨーグルトファスティングはヨーグルトがお腹にたまるため空腹を感じづらく、無理なく続けやすいのが魅力です。
ヨーグルトファスティングの効果
ヨーグルトを使ったファスティングには、腸内環境を整える働きが期待できます。これは、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌などの乳酸菌が腸内の善玉菌を助けること、そしてファスティングで腸を休めることができるのが主な理由です。
食べ物を消化するには、胃に食べ物が入って肛門から排泄されるまで40時間がかかると言われています。ヨーグルトで満腹感を得つつ腸を休め、負担を軽減させましょう。腸内環境が整うことでお通じも良くなり、痩せやすい体づくりにつながります。
またヨーグルトに含まれるカルシウムには、脂肪燃焼を促進する働きも期待されています。
正しいヨーグルトファスティングの方法
ヨーグルトを使ったファスティングは、「月に1度、2~4日の間ヨーグルトだけを食べる」という断食法です。断食中の食事は、無糖のヨーグルト、野菜ジュース、水のみとなります。詳しい手順は次のとおり。
1日目
野菜ジュースや水を多めに補給しながら、3食ヨーグルトを食べましょう。空腹がつらい場合、無糖の炭酸水を飲んでもかまいません。炭酸水でお腹が膨らみ、空腹感が薄れます。
2日目
1日目と同じように、3食ヨーグルトのみで過ごします。飽きてしまう場合は、無糖ヨーグルトの種類を変えて味に変化をつけてもOKです。もし「どうしてももの足りない」というときは、ジャムやはちみつをヨーグルトと一緒に食べましょう。
2日目の夜~
2日目の夜以降は徐々に元の食事に戻します。温かい野菜スープなど、胃腸に負担が少ないものから摂り始めましょう。
3日目、4日目もヨーグルトを食べ続けながら、少しずつ食事の量を増やします。水分量の少ないパスタや油脂が多いパンは、胃腸に負担がかかるため控えめに。
ファスティングに使用するヨーグルトの選び方
無糖ヨーグルト
脂質0の無糖ヨーグルトはヨーグルトファスティング向き。摂取カロリーが抑えられるので、ダイエットにぴったりです。
グリーク(ギリシャ)ヨーグルト
グリークヨーグルトは水切り製法で水分が少なく、タンパク質を豊富に含みます。通常のヨーグルトと比較して2~2.5倍ものタンパク質が濃縮されているため、ファスティング中も筋肉を維持しやすいでしょう。
《横内稚乃先生からの一言》
ゼロカロリーのフルーツソースを日替わりでヨーグルトにかけると飽きずに続けられるためおすすめです。
ヨーグルトファスティングの効果をアップするポイント
無理をしない
空腹を我慢しすぎることは、体調不良やリバウンドにつながります。つらい場合はプチ断食のように、多少の飲食をしながらでもかまいません。その際はスムージーなど、すりおろした野菜や果物がおすすめ。摂取することで酵素が活性化し、腸内環境が整いやすくなるでしょう。
カフェインを摂らない
ファスティング中の水分補給には、コーヒーや緑茶などのカフェイン飲料を避けましょう。カフェインは胃腸を刺激し、内臓が冷えやすくなります。ヨーグルトでお腹を下してしまうこともあるため注意してください。白湯など胃腸の負担が少ない飲み物を摂ることで、より効果アップが期待できます。
気になったらまずはチャレンジ
ヨーグルトでファスティングをすることで、空腹感を抑えつつデトックスに挑戦することができます。ダイエットにも良いとされているため、ふつうの断食では我慢しきれる自信がない方にもおすすめ。ヨーグルトそのものも手軽に手に入るので、無理のない範囲で試してみてはいかがでしょうか?
- 執筆者:
- 横内 稚乃