ふくらはぎが痩せない人必見!専門家が教える引き締めのコツ ふくらはぎが痩せない人必見!専門家が教える引き締めのコツ
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ふくらはぎが痩せない人必見!専門家が教える引き締めのコツ

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2019年08月22日
いろいろなダイエットを試みても、ふくらはぎがどうも痩せない…と悩む女性は多いのでは?ふくらはぎをスッキリさせるのにはコツがあります!美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子先生に、ふくらはぎ痩せの方法を教えていただきました。

ふくらはぎが痩せない原因

ハイヒールを履いて歩く女性
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足首を大きく使っていない

歩くとき、足首をあまり曲げ伸ばしせずに「すり足」のように歩いていると、ふくらはぎはむくみます。

運動不足

歩いたり、階段を上ったりする機会が減ると、ふくらはぎの循環が悪くなり、メリハリのないむくんだふくらはぎになってしまいます。

足が冷えている

心臓から遠い足は、ただでさえ冷えやすい部位です。足を露出していたり、洋服の裾から足に冷気が入ったりすると、足首からふくらはぎの周りが冷える原因に。冷えると循環が悪くなり、老廃物がたまってふくらはぎがむくみます。

ふくらはぎ痩せの方法

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足首を大きく使う

かかとを持ち上げてふくらはぎの筋肉を動かしたりするなど、意識して足首を大きく使う動作を行いましょう。

こうすることでふくらはぎの循環が良くなり、老廃物が流れ、むくみが取れてすっきりしてきます。詳しいやり方は、のちほど紹介する「日常生活でできるエクササイズ」をご覧ください。

冷やさない

レッグウォーマーや足首カバーなどをうまく利用して、足首からふくらはぎを冷やさないように気を付けます。

ふくらはぎや足首を保温するアイテムを使えないときは、足首をくるくる回すなどして温めましょう。足首回しは、代謝を高める効果もあります。

ふくらはぎ痩せを成功させるコツ

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ふくらはぎに効くストレッチやエクササイズは色々ありますが、痩せ効果を狙うなら、膝を伸ばして足に負荷をかけた状態で、足首の大きな曲げ伸ばしを行うことが基本です。

この動作でアプローチする筋肉は、ふくらはぎの上の方にある「腓腹筋(ひふくきん)」という筋肉です。ここを鍛えると、足首やふくらはぎが引き締まった印象になります。

一方、膝を曲げた状態で足首を動かす筋肉は、ふくらはぎの下の方にある「ヒラメ筋」という筋肉。ここを鍛えると、逆にふくらはぎが太く見えてしまいます。

ハイヒールを履くとふくらはぎが引き締まる人と、引き締まらない人がいますが、それは膝を伸ばして歩いているか、曲げたまま歩いているかの違いです。

ふくらはぎ痩せのために日常生活でできるエクササイズ

段差を使ってストレッチする女性
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日常でできる、ふくらはぎの筋肉のストレッチとトレーニングをご紹介します。

STEP1:階段に立ち、手すりにつかまります。
STEP2:足のかかとを階段から出します。
STEP3:片方の足をできるところまで下げ、できるところまで上げる、を繰り返します。
STEP4:この動作をゆっくりと10回ほど行います。

階段さえあればできるエクササイズですので、空いた時間を見つけてぜひトライしてみてください。

足首を動かすことを意識しよう

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デスクワークが多かったり、運動不足だったりすると、ふくらはぎはむくんで太く見えてしまいます。ここまででご紹介した通り、ふくらはぎ痩せのポイントは、足首を動かしてふくらはぎの上の方にある筋肉を刺激すること。

足首とふくらはぎの動きを意識しながら歩いたり、足首の曲げ伸ばしができるストレッチを行ったり、階段でエクササイズしたり。日々の生活の中で、ふくらはぎの筋肉を効果的に動かすクセを身に付けていきましょう。

執筆者:
美宅 玲子