「二重あご」を解消したい人必見！専門家おすすめのセルフケア

表情筋の中でも、特に舌の付け根の筋肉のゆるみが、二重あごを作る原因のひとつです。

日本語は、世界の言語の中でも、表情筋を使わないで話せる言葉と言われています。加えて、シャイな人が多いのも日本の特徴ですね。

口や舌を大きく使わずに話したり、表情をあまり変えなかったりすることで、あご周りがたるみやすくなります。

顔のむくみも、二重あごを引き起こす原因です。

むくむ理由はさまざまありますが、表情筋をあまり使わなかったり、顔の筋肉をこわばらせていたりすると、顔はむくみやすくなります。

また、デスクワークなどで腕や肩、首の筋肉を縮めていると、リンパの流れが悪くなるため、むくみの原因に。

さらに、お酒をたくさん飲んだり、味の濃いものや甘味料などを多く摂ったりすることも、顔のむくみにつながります。

肩が緊張しやすいせいか、首をすくめて首を短く見せてしまう姿勢を取る方は、案外多くいらっしゃいます。

この姿勢を取ると、あごにシワやたるみができやすくなります。ちなみに首のシワやたるみも、この姿勢が原因のひとつです。

STEＰ1：口を「イ」の形にします。
STEＰ2：広げた両手で鎖骨の下を押さえます。
STEＰ3：手を下に引きながら、顔を上に上げます。
STEＰ4：舌を上に向かって引き出します。

このストレッチを行うことで、舌の付け根の筋肉が刺激され、あごがきゅっとへこみます。

STEＰ1：下あごの骨を、下から親指で巻き込むように軽く押します。
STEＰ2：あごの中央から左右外側へ向かって押していきます。
STEＰ3：左右のエラまで来たら、両手の人差し指と中指で左右の耳をはさんで頭蓋骨にあて、耳の前後の頭皮を動かすようなイメージで、クルクルとマッサージします（リンパ節のマッサージ）。

このマッサージを行うことで顔のむくみがやわらぎ、二重あご解消につながります。

STEＰ1：口を「イ」の形にして、口角を上げます。
STEＰ2：下唇を歯に巻き込み、舌を「ペコちゃん」のように出します。
STEＰ3：舌を口の右端、左端、上に向かって突き出します。

舌を使ってあご周りの表情筋を動かすことで、あごをリフトアップしていきます。

STEＰ1：舌先を上あごにつけた後、その舌を上あごに吸いつけるようにして、舌が広く上あごに張り付くようにします。
STEＰ2：そのまま口を開けてニコッと笑います。
STEＰ3：舌の裏側が見えるように笑顔を作り、これを10秒キープします。

二重あごを解消するためには、日常生活での心がけも大切です。ぜひ、以下の3つを実践してください。

・表情筋をよく使うこと
・口をはっきり開けて、活舌良く話すこと
・肩をリラックスさせて、頭を高い位置に置いておくこと

二重あごを解消するさまざまな方法をご紹介しました。手順さえ覚えれば、仕事や家事をしながら、簡単にできるものばかりです。毎日少しずつでもいいので、継続して行っていきましょう。日々積み重ねることが、スッキリとしたフェイスラインを手に入れるコツです！