1日数分!開脚ストレッチでむくみや冷え改善効果を実感しよう
開脚ができるとどんな効果がある?
開脚ができると、鼠蹊部にある大きなリンパ節が刺激されて下半身の老廃物が流れやすくなり脚の浮腫みが改善されます。また、股関節の可動域も広がり、血流が良くなることで下半身の冷えや下腹部の冷え改善効果も期待できます。
180度開脚は見栄えが良く、憧れる方も多いですが元々の骨格も関係しています。通常、参考可動域は90度と言われています。90度開けば日常生活に問題のない角度で、90度以上開く場合は可動域が広いとされます。
開脚ストレッチの効果的なやり方
STEP1:ヨガマットの上などで脚をまっすぐ伸ばして座る
STEP2:お尻のお肉を外側にかき出して、しっかりと坐骨がマットに付く様に座る
STEP3:背中が丸くならないように、骨盤を立てて背筋を真っすぐにする
STEP4:両手を体側の自然な位置に置く
STEP5:この姿勢のまま、両脚を少しずつ開いていく
STEP6:背中が丸くなって骨盤が後ろに倒れてしまわないように気をつける
STEP7:背中が丸くならずに脚が開けるところまで来たら、両手を足の間に置き、胸を張りながらお腹をマットに付けるイメージで上体を倒していく
STEP8:痛い気持ち良いところで30秒ほどキープする
開脚ストレッチを続けるメリット
開脚ストレッチを続けると、徐々に股関節の柔軟性が高まります。日常生活の動作ではほとんどストレッチがかかることのない内ももの筋肉に強くストレッチがかかるので、美脚効果も期待できます。
そして、何よりも開脚ストレッチを行うことで股関節周辺がほぐれ、リンパの流れや血流がスムーズになることで浮腫み知らず、冷え知らずの下半身が作れます。
私の場合は浮腫みを感じても開脚ストレッチを行うことで、本当にすぐに浮腫みが解消できるようになりました。浮腫みは翌日に持ち越したくないものなので、下半身の浮腫み解消に開脚ストレッチはとてもおすすめです。
どのくらいすると効果が実感出来る?
開脚ストレッチはほんの数分でできるストレッチです。できれば毎日朝とお風呂上りに行うと徐々に柔軟性が高まっていくのが自分でもよく分かりおすすめなのですが、毎日行うのが難しいという方は一日おきに朝、晩行っても良いです。
一日おきにきちんとしたフォームで行えていれば、一ヶ月ほど経った頃には夕方の脚が浮腫みにくくなっているのを実感できると思います。
毎日行える場合は、浮腫みにくさを実感できるとともにその日の体のコンディションが分かるようになります。風邪をひく前の独特の関節の重怠さなど、毎日開脚ストレッチで自分の体と向き合っているからこそ些細な変化に気づきやすくなります。
開脚ストレッチをする際の注意点
開脚ストレッチを行う場合は、強く痛みを感じるまで行わないようにしましょう。
痛みを感じるまでストレッチを強めてしまうと筋肉がビックリして危険を感じ、縮もうとしてしまうため効果的にストレッチがかからなくなってしまいます。30秒間、気持ちよくストレッチがかかる位置を見つけ、焦らず徐々に深めていくと良いです。
自分の体と向き合おう
開脚ストレッチをすることで下半身の冷えやむくみの解消など嬉しい効果が期待できます。ほんの数分でできるストレッチですなので、ぜひ毎日続けて効果を実感してみてくださいね。
- 執筆者:
- Hikaru