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太らないおつまみとは?ダイエットアドバイザー厳選メニューを紹介

「美欲と食欲をどっちも満たす」をテーマに、ストレスフリーで理想の自分を目指す方法 について書いています。 私は15歳~24、25歳くらいまで「ダイエット依存症&過食症」でした。 ―こんなに頑…
2019年08月09日
お酒を飲むときに、できるだけ太らないおつまみを選びたい方は多いのではないでしょうか?そこで今回はダイエットアドバイザーの愛子先生に、太らないおつまみに含まれている栄養素や、おすすめのメニューを教えていただきました。

太らないおつまみに含まれる栄養素5つ

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たんぱく質

糖質や脂質と比べてはるかに太りにくいのがたんぱく質です。しかも、たんぱく質が多い食材は、食べ応えがあるため満足度も十分!おつまみとして積極的に取り入れたい栄養素です。

ただし、たんぱく質も摂り過ぎると体に負担がかかってしまうため、ほどほどの量にしましょう。

良質な脂質

良質な脂質とは、「オメガ3」という必須脂肪酸の一種や、「オメガ9」と言われる脂質です。

オメガ3は、青魚、えごま油、亜麻仁油などに多く含まれ、オメガ9はオリーブオイルやアボカド、ナッツ類などに含まれています。

ビタミン

ビタミンの中でも、特にビタミンB1を多く含む食材がおすすめ。ビタミンB1はアルコールを分解するときに使われる栄養素のため、ビタミンB1が豊富な食べものはおつまみに最適です。

ミネラル

アルコールには利尿作用があるため、水分と一緒にミネラルも出ていってしまいます。ミネラルが不足しないよう、おつまみで補いましょう。

食物繊維

食物繊維を多く含む食べものは、噛み応えがあるものが多いため満足感を得やすく、食べ過ぎを防げます。

また、糖の吸収を緩やかにしたり、腸内環境を整える効果も期待できるため、おつまみで摂取できると一石二鳥です。

太らないおつまみはコレ!栄養素別にメニューを紹介

ゴーヤチャンプル

たんぱく質が豊富なおつまみ

お刺身、焼き魚、枝豆、冷やっこ、湯豆腐、焼き鳥(タレより塩がヘルシー!)、納豆、豚の生姜焼き、冷しゃぶサラダ、ゴーヤチャンプル、卵料理(だし巻き、ゆで卵、目玉焼き)などです。

魚料理はたんぱく質が豊富ですが、煮魚はお砂糖がたくさん使われているものもあるため、お刺身や焼き魚などシンプルなもののほうが太りにくいです。

良質な脂質が豊富なおつまみ

お刺身(特に青魚)、アヒージョ、アボカドを使ったメニュー、ナッツ類などです。ただし、アヒージョに添えられるバケットは太りやすいため注意しましょう。

ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なおつまみ

サラダ、野菜炒め、もずく、めかぶ、お味噌汁、豚の生姜焼き、冷しゃぶサラダ、ゴーヤチャンプルーなどです。

豚肉は、たんぱく質もビタミンB1も豊富な食材。そんな豚肉と野菜を一緒に摂れるゴーヤチャンプルーや冷しゃぶサラダなどは、おつまみに最適です!

太りやすいおつまみの特徴とは?

ピザ
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糖質をたくさん含むもの

甘いもの、ご飯類、麺類、ピザを含むパン類などは、糖質をたくさん含んでいます。ついつい進んでしまいますが、食べ過ぎは肥満のもとです。

脂っこいもの

揚げものはもちろん、バターをたっぷり使ったメニューや、脂身の多いお肉(赤身はOK)など、動物性の脂質をたくさん含むものは太りやすいです。

ちなみにチーズも動物性の脂質ではありますが、発酵食品のため整腸作用が期待でき、カルシウムやたんぱく質も含まれているため、適量ならOKです。ただし、塩分が多いため食べ過ぎには注意しましょう。

塩分が多いもの

おしんこなど塩分の多いものは、アルコールと塩分の相乗効果でむくみやすくなります。

太らないおつまみに物足りなさを感じたら?

おにぎり
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太らないおつまみを食べて満足感を得られないときは、一膳ほどお米を食べると良いです。白米でもOKですが、雑穀米や玄米などがおすすめ

糖質はアルコールの分解を助けてくれますし、適量であれば、ほどよく血糖値を上げてくれるため、満足感を得ることができます。また、お米は腹持ちが良いことも特徴です。すぐにお腹が空いて「ズルズル食べてしまう…」ということも防げます。

ピザやパスタ、ラーメンなどの小麦製品は、トッピングや味付けにより塩分や脂肪分が多く、カロリーも高いため、炭水化物を食べるなら断然お米。麺類を食べたいときは、お蕎麦(蕎麦粉の割合が多いもの)を選ぶようにしましょう。

太らないおつまみでお酒を飲む時間を楽しもう

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お酒を飲むと食欲が増進されて、ついつい普段の食事より多く食べてしまうもの。今回ご紹介したような太らないおつまみをチョイスして、しっかり自己管理をしていきましょう。そうすることで、翌日の体調もきっと良くなるはずです。

お酒と食事のマリアージュや、誰かと一緒にお酒を飲む楽しさを、ぜひ満喫してくださいね。

執筆者:
愛子