離れ乳を改善するにはコレ!専門家が教えるストレッチ・筋トレ法
どうして離れ乳になってしまうの?
大胸筋の筋力低下
離れ乳になってしまう原因のひとつに、胸を支える筋肉の大胸筋の筋力低下が考えられます。座り仕事や運動不足などで筋力が落ち、重力に逆らえなくなって離れ乳になりやすいのです。
睡眠中のブラジャー未着用
寝るときにブラジャーを着用してないことも離れ乳の原因のひとつと考えられます。
睡眠時では、アンダーバストの締め付けが寝つきの妨げになることを不安視している人もいるかもしれません。夜間は下着着用をせずにいると、背中や脇に胸の脂肪が流れてボディラインが崩れやすくなるのです。その結果、離れ乳になってしまいます。
離れ乳改善のための2つのストレッチ方法
前鋸筋(ぜんきょきん)の筋肉をほぐす
離れ乳を改善するストレッチのひとつに、脇の筋肉や前鋸筋(ぜんきょきん)の筋肉をほぐして、バストにキレイな谷間を作りやすい方法があります。
やり方は、まず壁の横に立ち、左手をまっすぐに上げて手のひらを壁につけます。次に、壁に体重をゆっくりとかけながら手のひらを上方向にスライドさせてください。脇の筋肉や前鋸筋がほぐれて、胸の脂肪が体幹の中央に集まりやすくなります。
10回繰り返すことで、離れ乳を改善しやすいです。1日に朝、晩の2セットを2週間続けることにより、効果を実感しやすくなります。
広背筋(こうはいきん)の緊張をほぐす
背中の筋肉、広背筋(こうはいきん)の緊張をほぐすことで上向きバストを作る方法も有効です。広背筋は、上半身を背中から支える重要な筋肉のひとつ。広背筋の緊張が取れることで、背すじの伸びた正しい姿勢を保ちやすくきれいなバストライン作りに役立ちます。
やり方は、まずハンドタオルの両端を手に持ち、肩幅に開いてください。次に、タオルを持ったまま頭の上で両腕の伸ばしましょう。そして、左右にゆっくりと上半身を倒します。背中の筋肉が伸びて、痛気持ちよいところまで伸ばすのがポイントです。
左右、各々10回広背筋のストレッチを行なってください。お昼の休憩時間などに行うことで身体のコリがほぐれ、血流を良くします。その結果、バストに栄養分が行き届き、離れ乳の改善につながります。
離れ乳改善へ向けた2つの筋トレ方法
大胸筋の内側を鍛える
離れ乳を改善するための筋トレのひとつに、大胸筋の内側を鍛える方法があります。
やり方はまず、水入りの500mlのペットボトル用意し、胸の前で両手のひらで持ちます。次に両腕をまっすぐに伸ばし、手を上げたり下げたりを
20回繰り返してください。胸の筋肉の大胸筋を鍛えることで、バストの脂肪が内側から支えるため、離れ乳が改善しやすくなります。
2日に1度以上を2週間行うことで、胸のたるみの予防にもつながるでしょう。
大胸筋や三角筋を鍛える
胸の筋肉、大胸筋や肩の筋肉の三角筋を鍛える方法もあります。
やり方は、まず水入りの500mlのペットボトルを2本用意し、両手に各々持ってください。次に両腕を肩と水平の高さに上げて、両肘を上方向へ曲げます。ペットボトルを両手に持ったまま、ゆっくりと両肘を胸の前で閉じたり、外側に開いたりを20回繰り返しましょう。
深呼吸しながら行うことで胸への血流が促進し、バストに栄養が行き届きやすくなります。週に2~3回を1ヶ月行うことでバストや肩の筋肉が鍛えられ、離れ乳の改善効果が期待できます。
離れ乳改善のために普段から気をつけたいこと
下着の付け方にも注意
離れ乳を改善するためにまず気をつけたいのは、背中のムダ肉や脇肉を手のひらでかき集め、下着の中に納めることです。
ブラジャーに胸が食い込んだりすぐにずれたりする場合は、下着のサイズが合っていない可能性があります。たとえ面倒であっても、下着を1枚ずつ試着することが大切。胸に脂肪が集まりやすくなり、離れ乳を改善できます。
寝るときにも専用ブラを着用する
寝るとき用の下着を着用することも心がけましょう。ナイトブラ選びで気をつける点は、ワイヤーがないこと、圧迫感がなく伸縮性に優れていること、綿素材など肌にやさしいものなどが挙げられます。
寝つきの妨げにならず、寝返りが打ちやすく、バストをやさしく包み込んでくれるブラジャーを選ぶことがポイント。結果として離れ乳を予防でき、ワンサイズアップも可能になります。
離れ乳を改善してすっきり美乳へ
離れ乳になっていると、おしゃれなデザインの洋服もすっきりと見えません。何となく似合っていないようにも感じてしまいますし、自分に自信をなくしてしまうことも。ちょっとした工夫次第で離れ乳を改善する方法は見つけられます。ぜひ今回の記事を参考にして、すっきりとした美乳へと近づいてみましょう。
- 執筆者:
- 横内 稚乃