腕立て伏せ 腕立て伏せ
画像出典: istock

腕立て伏せでバストアップ!正しいやり方を専門家が解説

1975年兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。2004年に大阪府茨木市で、Access Health & Beauty稚乃針灸整骨院を開業し現在に至る。美容鍼灸や小顔矯正、骨盤矯…
2019年08月08日
バストアップのための運動はいくつもありますが、できれば手軽で継続しやすい方法があれば試してみたいと思うもの。今回はエステティシャンの横内稚乃先生に、腕立て伏せがバストアップやその他の部位にも効果的な理由をはじめ、バストアップに効果的な腕立て伏せのやり方や注意点などを教えていただきました。

腕立て伏せがバストアップに効果的な2つの理由

ヨガマットを担ぐ女性
画像出典: istock

大胸筋の発達を促す

腕立て伏せでバストアップ効果が期待できる理由には、胸の筋肉の大胸筋発達が挙げられます。大胸筋が発達することによってバストの土台となり、胸が垂れるのを防げるのです。

胸の筋肉の弾力性アップ

腕立て伏せをすることにより、胸の筋肉の弾力性が上がってバストが上向きになることも理由のひとつ。

腕立て伏せにより、胸の筋肉の大胸筋や肩、腕の筋肉、三角筋、上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)、上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)などが収縮することで、バストが柔らかくなるのです。

腕立て伏せはバストアップ以外にも効果あり!

画像出典: istock

二の腕を引き締める

腕立て伏せはバストアップ以外にも効果が期待できます。そのひとつが、二の腕を引き締めること。

肩幅よりも狭く手を広げて腕立て伏せをすることにより、二の腕の後ろの筋肉、上腕三頭筋を鍛えることができます。腕立て伏せは、ノースリーブやキャミソールなど、二の腕を露出するファッションを楽しみたい方にオススメです。

腹筋を鍛えられる

腕立て伏せは、腹筋を鍛える効果も期待できます。腹筋に力を入れながら腕立て伏せをすることで、背すじも伸びやすくなりますよ。

広背筋(こうはいきん)が引き締まる

背中の筋肉、広背筋(こうはいきん)が引き締まることも、腕立て伏せの特徴です。背中を反らせず、お尻が浮かないように意識しながら腕立て伏せをすることで、背中が引き締まります

バストアップに効果的な腕立て伏せの正しいやり方を解説!

画像出典: istock

腕立て伏せでバストアップする正しいやり方は、大胸筋に大きな負荷をかけることです。

まずはうつ伏せになり、肩幅の2倍の広さまで手を広げてください。次に、両脚をまっすぐに伸ばしてつま先を床につけましょう。そして、上半身と肘の角度が直角になるまで肘を曲げ、徐々に体幹を床に近づけてください。3秒数えてから、肘をゆっくりと戻しましょう。

この腕立て伏せを計10回、5分以上休憩を挟んで2セット行なうことで、バストアップしやすくなります。朝、晩の2回に分けて行っても大丈夫です。2日に1度以上、1ヶ月継続することでハリのあるバストへ近づきます。

腕立てが苦手でも続けやすい!腕立て伏せアレンジエクササイズ

画像出典: istock

腕立て伏せが苦手な人でもやりやすいバストアップ法は、壁で腕立て伏せする方法です。両腕の筋力が弱く、二の腕で体重を支えるのが困難な人でも、壁での腕立て伏せなら簡単にできます。

やり方は、まずは壁と水平になるように向き合って立ち、両手のひらを壁につけてください。このとき、肩幅の広さに両手を広げて、両足は閉じましょう。次に手のひらに体重をかけながら、両肘を曲げ伸ばします。20回繰り返すことで、バストアップしやすくなります。

通常の腕立て伏せよりも負荷が少ないため、できれば毎日1ヶ月は続けた方が、バストアップ効果を実感しやすいでしょう。

バストアップに効果的な腕立て伏せをする際に注意したいこと

画像出典: istock

息は止めず呼吸をしながら行うこと

バストアップ腕立て伏せでまず注意したいことは、呼吸をしながら行うことです。息を止めて腕立て伏せを行うと、筋肉中の酸素量が不足し、バストアップ効果が半減してしまう場合もあります。

大きく息を吸ったり吐いたりしながら腕立て伏せを行うことで、血流も促進し、バストアップ効果が高まりやすいのです。

間隔を空け過ぎず継続的に行うこと

腕立て伏せを行う際、2日に一度以上行った方が良いです。バスト周囲は筋肉がつきにくく、腕立て伏せは負荷も少ないため、実施する間隔が空きすぎるとバストアップ効果が得られにくくなるので注意しましょう。

定期的に腕立て伏せをすることで筋肉の柔軟性も上がり、柔らかバストになれます

継続的な腕立て伏せでバストアップを導く

画像出典: istock

継続的な腕立て伏せは、二の腕や腹筋はもちろん、バストアップにも効果が期待できるエクササイズです。苦手な人は壁を使ってチャレンジしてみるなど、続けられるような工夫をしてみるのも重要。数回・数日ではなく、継続的に行うからこそ効果も得られやすいので、「継続すること」を目標に、ぜひチャレンジしてみましょう。

執筆者:
横内 稚乃