ビールが注がれる様子 ビールが注がれる様子
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【ビールダイエット】上手に「活用」!飲む量やタイミングを解説

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2019年07月31日
ビールは太る、という印象を持っている人は多いのではないでしょうか。しかし、ビールを上手に"活用"することでダイエットにも取り入れることができます。今回は適切な量や飲むタイミングなど、ダイエットアドバイザーのNao先生に徹底解説をいただきました。

ビールにダイエットはあるの?

体重計に乗る女性
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ビール好きな人ほど、ビールをダイエットに“活用”することがおすすめです。

ビールを我慢しその分食事をとりすぎてしまえば、カロリーオーバーになり結局太ってしまいます。ビールを適量で楽しみ食事の内容と量を整えると、ダイエットを成功させやすくなります。

また、ビール自体のダイエットに役立つ特徴にあります。350mlの缶ビールは、約150kcal(種類によって異なります)とお茶碗一杯のご飯よりも低カロリーです。炭酸が含まれているため、食事と一緒に楽しむことで満腹感を得やすく、食べ過ぎを防ぐのに役立ちます。

ビールを飲む量やタイミング

ビールで乾杯
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アルコールの適量

厚生労働省によると、1日に楽しむビールの適量は「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、1日平均純アルコールで20g程度」と言われています。これをビールに換算すると、およそ500ml

一般的に女性は男性よりもアルコールを分解する力が弱いと言われていますので、その日の体調と相談し、「500ml以内」に収めるようにしましょう。

参考
健康日本21におけるアルコール対策

飲むタイミング

おすすめの時間帯は、夕食時。空腹時にビールを飲むと吸収が早く酔いやすくなりますので注意が必要です。

夕食と一緒に楽しむことで、満足感を得やすく、食事の食べすぎやビールの飲みすぎを防ぎやすくなります。

食べ合わせで気をつけたいこと

ビールとおつまみ
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ビールは糖質が多く含まれているため、太らないコツは「食事の糖質を控え目にする」こと。ご飯を少量にし、おかず中心の食事と一緒にビールを楽しむのがおすすめです。

夕食時にはエネルギー源となる炭水化物(糖質)よりも、肌や筋肉の修復・再生や疲労回復に必要なたんぱく質と、代謝を高めるビタミン・ミネラル類を積極的に摂取することが大切。

揚げ物などの脂っこい料理や濃い味付けを避けることでより低カロリーに抑えやすくなります。肉や魚、卵、大豆製品の料理や、葉物野菜をシンプルな味付けで楽しみましょう。

ビールでダイエットする場合の注意点

さまざまな種類のビール
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のどごしを楽しみ過ぎない

一気に飲んでしまうとあっという間に飲み終えてしまうため、ついつい予定より多く飲んでしまいます

最近では香りの良いビールなども人気ですね。いつもより高級なビールをチョイスし、ゆっくりと香りを楽しむことで、食べ過ぎ・飲み過ぎを防ぎやすくなります。

ダイエット飲料に頼り過ぎない

糖質オフなどのダイエット飲料に頼り過ぎないようにしましょう。糖質オフや低カロリーのビールは「飲んでも大丈夫」と飲みすぎを招きやすいため要注意。

糖質やカロリーオフでもアルコールはしっかり含まれていますから、アルコールを消化するのに体に負担をかけると、その分代謝が下がりやせにくくなってしまいます。

ビールを効果的に活用しよう!

くびれ
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ビールでダイエットをする場合は、食事の量のコントロールや食事の楽しみを加えるように、“活用”をすることが大切。

ビールの適量を守りつつ、効果的な摂取を心がけて楽しくダイエットに取り組んでくださいね。

執筆者:
Nao Kiyota