専門家が提案するオートミールの食べ方!ダイエットや美容にも効果的
オートミールのカロリーと栄養
オートミールは脱穀したオーツ麦を潰し、食べやすく加工したものです。つまり、外皮(もみ殻)を含めた全粒を食べられるので、非常に栄養バランスが良く、ダイエット向きな健康食品と言えます。特にビタミンB群、マグネシウム、鉄、葉酸が多く含まれています。
また水溶性、不溶性の食物繊維が共に豊富で30~50gで十分な量を食すことが出来、相対的に摂取カロリーも少なく抑えられます。ご飯は一膳250キロカロリー程ですので、一食115キロカロリーで済むオートミールのカロリーは半分以下ということになります。
腸内環境や美容にも嬉しい効果
摂取カロリーの制限によるダイエット効果は勿論、豊富な食物繊維は急な血糖値の上昇を防ぎ、食欲のコントロールをしやすくし、コレステロールの上昇も防ぐことが出来ます。腸内環境も改善され、生活習慣病予防が出来ます。
含まれるビタミンB群は代謝に関わる栄養素で美容ビタミンとも言われます。中でも特に多く含まれるパントテン酸はエネルギー代謝、ビオチンは美肌、葉酸も新しい細胞を作るのに役立ちます。
オートミールを食すことによって、健康的にダイエットすることが可能です。
オートミールの食べ方
オートミールは、既に加熱処理をしてあるので、鍋で煮込む等改めて調理する必要がありません。
ただ、そのままだと味もあまりせず、モソモソとした食感であまり美味しくありません。なので、水や牛乳に浸してお粥のような状態にして食べるか、甘くして、シリアルのようにザクザクと食べるかが主流です。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維、両方とも多く含まれているため、水分と共に摂取するととろみがつきます。また栄養吸収、消化面でもそちらの方が効率が良いでしょう。
オートミールの簡単おすすめレシピ
トマトリゾット風オートミール
1. オートミール適量を、その3倍程度の水に浸して600Wのレンジで2分温めます。膨らむので少し深めの耐熱ボウルに入れましょう。
2. トマトソース(ケチャップでも可)、ミックスチーズを入れてもう1分レンジにかけます。
3. 最後に、アンチョビで味を調えて出来上がりです。お好みでケーパーなどで酸味を加えます。
《おすすめポイント》
チーズと合わさったオートミールがモチモチで、ボリュームもあり、朝ごはんや夜食に最適です。アンチョビは火を加えると臭みが出てしまうので、最後に加えると良いでしょう。
タピオカ風オートミール
1. オートミール適量を、その5倍程度のココナッツミルク、またはココナッツオイルを垂らした牛乳に浸し、600Wのレンジで2分温めます。
2. お好みのジャムや、あんこ、はちみつ、ナッツなどを加えます。
《おすすめポイント》
温かいままでも良いですが、冷やすとタピオカココナッツミルクのような食感のデザートになります。
グラノーラ風オートミールクッキー
1. バナナ1本を潰して練り、オートミール30gを加えて良く混ぜます。
2. レーズン、くるみ等ナッツを加え、必要ならばハチミツで照りと甘さを足します。
3. 200℃に熱したオーブンで25分~焼きます。
《おすすめポイント》
食べ応えのある、かためのクッキーです。糖質も抑えられ、ダイエットの間食に適しています。
オートミールで健康的にダイエット
オートミールは栄養バランスが良く、腸内環境の改善やや美容にも嬉しい効果が期待できる食品。
適度に取り入れて、体の中から綺麗に近づきましょう!
- 執筆者:
- E.K