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ホットヨーグルトで手軽においしくダイエット生活♪

がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため「セルフトレーニングコーチ」として自身を輝かせるトレーニング法を研究・実践中。ズボラなため「隙間時間」に「サクッと」できち…
2019年07月26日
普段は冷やして食べることの多いヨーグルト。ホットヨーグルトにすることで、どんな効果が期待できるのでしょうか?今回は美容・健康ライターのNao Kiyota先生に、ホットヨーグルトのダイエット効果や食べるタイミングをはじめ、食べ方やおすすめレシピまでご紹介いただきました。

ホットヨーグルトのダイエット効果

美脚
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温めることで乳酸菌を活性化

ホットヨーグルトは、その名の通りヨーグルトを温かくしたもの。そもそも菌や酵素は、38〜40℃の環境で活性化すると言われています。

ほんのりと人肌程度に温めたヨーグルトを食べることで、ヨーグルトに含まれる乳酸菌のはたらきを最大限に引き出す効果が期待できるのです。ヨーグルトを温めることで内臓を冷やさず、冷えによる代謝の低下を防ぐ効果も期待できます。

整腸作用や美肌効果

ヨーグルトに含まれる乳酸菌の種類は製品によって異なりますが、一般的に整腸作用や美肌効果、免疫力を高める効果が期待できます。

その他にも、脂質の代謝にかかわるビタミンB2や筋肉・肌の主な原料となるたんぱく質、現代人が不足しがちなカルシウムを補給することができ、栄養バランスを整え代謝を高めるのに役立ちます

ホットヨーグルトはいつ食べると効果的?

伸びをする女性
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ホットヨーグルトをダイエット目的で食べる場合、朝食時か夕食後に取り入れるのがおすすめです。

起きがけは、胃にやさしい温かいものを食べるのがおすすめ。ヨーグルトを温めて食べることで内臓機能を活性化し、すぐにエネルギーとして消費できるようにしましょう。

乳酸菌は空腹時に食べると、胃酸で死滅するとも言われています。そのため、夜は食後のデザートとして食べましょう。乳酸菌が死滅しても腸内の善玉菌のエサとして活躍するため、朝食に取り入れても無駄にはなりません。朝ヨーグルトを食べる習慣がある人は、朝の習慣はそのままに、夕食後にも食べる日を設けると良いでしょう。

ダイエット効果が期待できるホットヨーグルトの食べ方

カーテンを開ける女性
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朝食べる場合

朝はエネルギー源となる糖質(炭水化物)を摂取したい時間帯。朝食として取り入れる場合は、バナナやりんご、イチゴなど、フルーツを入れるのがおすすめです。

バナナやリンゴは加熱によって吸収しやすくなる成分が多いため、焼きバナナ・焼きリンゴにしてホットヨーグルトに加えてみてください。

夜食べる場合

夕食でしっかり栄養補給ができている場合は、夜のホットヨーグルトをシンプルに。具材は入れず、乳酸菌の栄養源であるオリゴ糖やはちみつを加えて食べるのがおすすめです。

もちろん、プレーンでホットヨーグルトを楽しんでもいいでしょう。

ホットヨーグルトのおすすめレシピ!

ヨーグルト
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基本のホットヨーグルトレシピ

まずは基本的なホットヨーグルトの作り方についてご紹介します。

ヨーグルトを耐熱容器などに入れ、600Wの電子レンジで100gあたり30〜40秒程度を目安にし、温めます。乳酸菌は高温になると死滅するため、人肌程度がポイントです。

手軽で簡単!ホットバナナヨーグルト

ヨーグルトはフルーツとの相性もピッタリ!ここでは、ホットバナナヨーグルトのレシピについてご紹介します。

<材料>1人分
バナナ……1〜2本
ヨーグルト……150g
シナモン……適量

<作り方>
1. バナナを一口大にカットし、アルミホイルに乗せてトースターで3〜5分、焼き色がつくまで焼く(フライパンでもOKです)
2. ヨーグルトを耐熱皿に入れ、600Wの電子レンジで50秒ほど加熱し、焼き上がったバナナを入れる
3. シナモンを振りかけできあがり

朝食に夕食にと手軽に楽しくダイエット生活を!

ジョギングする女性
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普段から「朝はヨーグルトを食べる」という習慣がついている方も見えるでしょう。そこで食べ方に工夫をプラスし、ホットヨーグルトにして食べてみてください。少し温かくするだけで、乳酸菌の働きにもパワーを与えてくれるはず。

朝だけでなく、夕食後にも取り入れ、無理せず手軽に健やかな腸内メンテンナンスをしてみてくださいね。

執筆者:
Nao Kiyota