【ヨガホイール】インストラクター直伝!選び方とおすすめポーズ
ヨガホイールの魅力
ヨガホイールは、ヨガで使う筋肉を効果的に鍛えたりストレスをかけたりするための補助具。私自身、数年前から愛用しているお気に入りのアイテムの一つで、ヨガホイールの魅力はなんと言っても後屈の補助ができるということです。
苦手な人が多い後屈ですが、その補助具があることにより後屈時に呼吸が浅くならず胸が開きます。そのため腰を痛めることなく安全に後屈の練習ができます。
その他、筋トレやバランスポーズの練習にも最適ですが、やはり後屈を安全に行える補助具としての魅力が大きいです。
ヨガホイールの効果
腰への負担がかかりにくくなる
ヨガホイールを使用する事で、自分で行う後屈系のポーズもしっかり補助されます。
ヨガホイールがある事で安心して後屈ができるので、呼吸が深まり自然と胸が開きます。これにより後屈で負担がかかりがちな腰への負担がかかりにくくなり、安全に後屈を行えるようになります。
集中力が増す
ヨガホイールの上で行うバランスポーズは不安定さと床から少し高さがあるため、より集中してポーズを取らねばならず、高い集中力が生まれます。
ヨガホイールの選び方
一般的なサイズの直径32cmのものを選ぶと良いでしょう。
コルク素材やプラスチック素材のものがありますが、特にこだわりなく自宅で行う場合は低価格のプラスチックのヨガホイールで良いと思います。
ほとんどのヨガホイールが直径32cmですが、中にはもっと小さかったり大きいヨガホイールがあります。しかしこれ以上小さかったり大きかったりすると後屈の際の腰への負担や、上に乗るポーズの時の安定さが心配です。
慣れてきて、もう少し後屈を深めたい場合やアンバランスさが欲しい場合は、サイズを変えて2つ目を購入してみるというのが良いと思います。
ヨガホイールを使ったおすすめのポーズ
STEP1:ヨガホイールが背中に当たるように置く
ヨガマットの上に膝を立てて座り、ヨガホイールが背中に当たるように置きます。
STEP2:背中の中央付近に当てる
ちょうど背中の中央付近がヨガホイールに当たるようにします。
STEP3:お尻を持ち上げ片脚を伸ばす
手をマットに付き、お尻を持ち上げて片脚だけ真っ直ぐ下に伸ばします。
STEP4:頭をマットへ下ろす
頭を自然にマット方向へ下ろします。
STEP4:ヨガホイールの端を掴む
手は頭の上に回し上げて、親指が下を向くようにしてヨガホイールの端を掴みにいきます。
STEP5:胸を開いて肘を中央に寄せる
ヨガホイールを手で掴めたら、曲げているもう片方の脚もゆっくり真っ直ぐ伸ばしてみます。最後に胸を開いて、肘を中央に寄せます。
ポイントは腰を反らさず、胸を大きく開くということです。肩甲骨をグッと寄せるのを意識すると胸が自然と開き、腰への負担が軽減されます。
ヨガホイールを使用する時の注意点
周囲に物を置かない
ヨガホイールを行う際、バランスを崩して横などに倒れてしまう可能性があります。万が一倒れても怪我をしないように周囲に物を置かず、広く場所を取って練習をしましょう。
胸を開いて呼吸を意識
後屈のポーズの補助に最適ですが、腰から反ってしまっては腰を痛める要因になります。後屈系のポーズはすべて共通して、胸を開くことがポイントになりますので、呼吸が浅くならないように大きく胸を開いて深い呼吸を意識しましょう。
ヨガホイールを活用して楽しもう!
ヨガのポーズを補助してくれるヨガホイールは、特に後屈系のポーズに最適です。自分にあったヨガホイールを選び、注意点を守った安全で効果的なヨガライフを送ってくださいね。
- 執筆者:
- Hikaru