

一日一食ダイエット!メリット・デメリットや方法・注意点まで解説
一日一食ダイエットのメリット

胃腸に対する負担が軽減できる
胃腸への負担を軽減できることは、一日一食ダイエットの大きなメリットです。
食べ物を消化するのは、体にとってかなりの重労働。日頃から胃腸が疲れているとその状態が当たり前になるので、無自覚な人も多いです。内臓が弱ると基礎代謝が下がり、痩せにくくなります。
しかし、食事回数を減らし空腹の楽さを知ることで、我慢しなくても自然と食べ過ぎない体に。また内臓が元気になると基礎代謝が上がるので、太りにくくもなります。
アンチエイジング効果も期待できる!
一日一食ダイエットは、ダイエット効果だけでなくアンチエイジング効果も期待できるのもメリットです。
空腹時には細胞のメンテナンス(オートファジー)が起こり、古くなった細胞が大掃除されたり、長寿遺伝子のひとつであるサーチュイン遺伝子が活性化したり、別名若返りホルモンとも呼ばれる成長ホルモンの分泌が促されたりします。そのため空腹の時間を設けることで、元気な体と若々しい肌や髪を保てるのです。
また体が若く元気だと、代謝も高い状態をキープできるため、余分な脂肪を溜め込まない体になれます。
一日一食ダイエットのデメリット

一日に一度しか食べる楽しみを味わえないのが、苦痛に感じる人もいるでしょう。たとえば一日の終わりに食事を楽しむと決めていても、お付き合いでランチを食べることになる場合も。そうなると夜食べられなくなるので、夜の楽しみがなくなります。
一日一食という食べ方は、後述する注意点さえ守れば体に悪影響はありませんが、楽しみをちょっとずつ味わいたい人には向かない食事法かもしれません。頑張るときと楽しむときのメリハリをつけて、楽しみを一気に味わうのが好きな人には向いていると思います。
一日一食ダイエットの具体的なやり方を紹介

血糖値は安定させながら行うのがポイント
一日のうちに本当に一回しか食べ物を口にしないのではなく、血糖値を下げすぎないよう間食をしながら、しっかり食べるのを一日一回にするというやり方がおすすめ。ただし間食しすぎると意味がないので、お腹いっぱいになるほど食べないように気をつけてください。
間食には、酵素ジュースや無塩ナッツ、高カカオチョコレート、サラダや野菜スティック、ゆで卵やサラダチキン、お味噌汁、玄米や雑穀の小さめのおにぎりなどがおすすめです。スナック菓子やお砂糖たっぷりの甘いお菓子は避けましょう。
特別な日は「一日一食」を気にしない
旅行など特別な日は例外と考え、食事回数や食べる量が増えても気にしないようにしましょう。
食事はコミュニケーションのひとつでもあるので、マイルールをストイックに守ると生活を楽しめないことがあります。それに伴うストレスは、暴飲暴食にも繋がることに。
ストレスをためないよう適度にゆるく行うことが、成功の秘訣です。
食事を楽しめる時間にゆっくりと食べて
一日のうちで一番ゆっくり食事を楽しめる時間に食べることも、とても大切です。
しっかりと食事を摂り堪能することで、ストレスを感じにくくなります。
一日一食ダイエットの注意点

うまく間食を取り入れる
まず注意したいのは、血糖値が下がりすぎないよう上手に間食を取り入れて行うことです。お腹が空きすぎて頭がぼーっとしたりイライラしたり、倦怠感を覚えるようなら我慢してはいけません。
血糖値を下げすぎると、次に食事を摂ったときに食べ過ぎてしまいやすくなったり、血糖値が急上昇しやすくなったりして太りやすくなります。そして、何より体に良くありません。
糖類を摂取しすぎない
糖質を摂りすぎると、血糖値が乱れやすくなるため食事の間隔を空けることが耐えがたいほど辛く感じられます。
特に精製された炭水化物(例えば白砂糖、小麦粉、白米などの白い炭水化物)は、食物繊維やビタミンミネラルなどの栄養素がほとんど含まれておらずほぼ糖質なので、血糖値を急速に上げてしまいます。たまにはいいですが、食べ過ぎないように気を付けましょう。
料理や飲み物に甘味を加えたい場合は、血糖値に影響を与えないエリスリトール(天然の食品から抽出した糖アルコールからつくられているので、安全性が高いと言われています)がおすすめ。
人工甘味料に抵抗のある方は、白砂糖よりは黒糖やメイプルシロップ、てんさい糖などを使うといいでしょう。それも摂りすぎには気をつけてください。
主食は玄米や全粒粉小麦粉でできたものを
主食を選ぶ際には、白米より玄米、白い小麦粉より全粒粉小麦粉でできたものがいいでしょう。ただ、一日一回の食事ですから、我慢しすぎずある程度は好きなものを食べてOKです。
その代わり、血糖値を保つための間食時には徹底してヘルシーなものを選ぶようにしてみてください。
注意点も含め効果的な一日一食ダイエットを

これまで一日三食食べていた人にとって、一日一食は慣れないことも多いはず。
メリット・デメリットや注意点もしっかり確認しながら、ストレスのない一日一食ダイエットにトライしてみてくださいね。
- 執筆者:
- 愛子