かっさで小顔に!自分でできる簡単マッサージ方法と注意点
かっさとは?
かっさは、古くから中国で親しまれてきた民間療法のひとつで、2500年もの歴史を持つと言われています。
古くは石や板、動物の骨などで作られたプレートを使って皮膚を擦ることによってツボや経路を刺激し、血液中の老廃物を排出することによって血流や経路などの流れをよくすることを目的として行われてきました。
現在では陶磁器やプラスチックなどで作られたプレートが主流となっていて、このプレート自体もかっさと呼ばれています。そして、小顔やリフトアップ、くすみの改善といった美容に関する嬉しい効果を実感できるツールとして人気を集めています。
かっさで小顔になる理由
老廃物は、体だけではなく、顔にも溜まっています。そのためかっさを使ってマッサージを行うと、老廃物を排出したりすることによって小顔効果が期待できるのです。
小顔に効果的なかっさのやり方
クレンジングや洗顔を済ませた清潔な肌に乳液やクリームなどを顔や首、デコルテに塗ってかっさのすべりをよくしてから行いましょう。この時、強い力を加えないよう注意することも大切です。
《かっさのやり方》
STEP1:耳の前を上から下へ4、5回かっさをすべらせ流す
STEP2:耳のつけねから首へすべらせ、首の後ろから横や後ろも同様に上から下へ流す
STEP3:鎖骨の内側から外側に向かってかっさを4、5回すべらし、ほぐしていく
STEP4:脇を手で揉みほぐす
STEP5:眉の上あたりから髪の生え際に向けて下から上へかっさをすべらせ、額を万遍なく行う
STEP6:かっさの凹みのある部分をほうれい線のあたりにあて、そのまま斜め上へ引き上げるようにして耳まですべらせる
STEP7:STEP6と同様の動きをフェイスラインに向けて少しずつ下げながら行う
STEP8:フェイスラインを引き上げるように耳のつけねまですべらせる
STEP9:STEP1〜4を行う
効果を上げるためのポイント
適切な箇所にかっさをあてる
効果を上げるためには適切な箇所にかっさをあてることが大切です。そのためには必ず鏡を見ながら行いましょう。角度ですが、肌に対して垂直にかっさをあてるイメージです。
朝や入浴後がベスト
かっさを使ったマッサージを行うのにベストなタイミングは老廃物が溜まっている朝や血流がよくなっている入浴後です。
長くやるのはおすすめできません。5分以内に留めましょう。
かっさをやる時の注意点
すべりをよくする
必ず事前に乳液やクリームを塗ってかっさのすべりをよくしてから行いましょう。
老廃物を流すイメージを持ちつつ強い力を加えないようにし、皮膚にシワがよらないよう注意して行うことも大切です。
肌が敏感な時は避ける
生理中や肌トラブルが起きている時など肌が敏感に傾いているときには避けるのがベターです。
かっさは使用後に必ずお手入れをして清潔に保つことも肌トラブルを避けるうえで欠かせません。
かっさで小顔をめざそう!
かっさは小顔やリフトアップ、くすみ改善など、美容に嬉しい効果がたくさんあります。
マッサージも自宅で簡単にできるものですが、注意するべきところはしっかり意識しながら、小顔を目指してくださいね。
- 執筆者:
- 遠藤 幸子