

バストケアで理想の胸に!美容研究家が教えるおすすめケア
バストが崩れてしまう原因

加齢
重力の影響を受けることはもちろんのこと、加齢によって皮膚の弾力や柔軟が弱まり、バストが支える力が低下してバストが崩れることがあります。
そのほか、加齢によってホルモンバランスが変化し、バストがやわかくなることもバストの崩れにつながります。
外的刺激
揺れなどの外的刺激もバストが崩れる原因になります。
長時間外的刺激を受けるとバストを構成する乳腺や脂肪を支えているクーパー靱帯が伸びてしまいます。サイズの合っていないブラを身につけることも揺れなどの外的な刺激を与えることになります。注意しましょう。
一度伸びてしまったクーパー靱帯は元に戻すことができないといわれているので予防が大切です。揺れの他、うつぶせで眠ることなどもバストの崩れに繋がるのでやめましょう。
体重の変化
特に急激に痩せると、脂肪やバストの筋肉などが減ってしまい、バストが崩れることに繋がります。
このほか、猫背やサイズの合っていないブラを身につけることもバストの形が崩れる要因となります。授乳中子どもとそのまま寝てしまったりしてもバストの崩れに繋がるケースがあります。
バストケアを怠ると体型の崩れに繋がる

正しくブラを着用していなかったり、揺れなどの外的刺激を与え続けると、バストの下垂などの崩れを招くことになります。
このほか、バストが背中やお腹に流れてしまったりして体型全体の崩れを引き起こすことにも繋がる恐れがあります。
バストケアの方法

ブラを正しく着用する
サイズの合ったブラを正しく着用しましょう。
着用の際は前かがみになり、両脇からバストを寄せてブラに収めます。その後デコルテの中央とバストのトップとで正三角形を作るようにストラップを調整し、着用の度などこまめな調整を心がけることも重要です。
サイズと手入れ
ブラを購入する際は必ずサイズを測ることも大切です。また、ブラのメンテナンスもしっかり行いましょう。
型くずれを防ぐために手洗いをするのはもちろんのこと、干し方にも注意が必要です。よく水気を切ったらブラを逆さにし、アンダー部分に洗濯バサミなどをつけてアンダー部分が張るように吊るして干しましょう。
ブラは消耗品です。型くずれが気になる前に買い替えたり、洗い替えを多めに用意することも心がけましょう。就寝時はナイト用のブラを着用することも大事です。
姿勢を良くする
軽く胸を張って猫背にならないよう注意して、姿勢良く過ごしましょう。
スポーツ用ブラの着用
運動などの際は揺れを防ぐスポーツ用のブラを着用することです。そうすることで揺れという外的刺激をバストに与えるのを避けることができます。
バスト専用の化粧品
バストを保湿するとともに、ハリを守る効果が期待できます。さらにマッサージしながら行うと血行促進やバストアップ効果も期待できます。
バストケアにおすすめのマッサージ

難しかったり面倒なことはなかなか続けられません。そのため簡単なケアでも毎日続けていくことが大切です。そう考えると、最もおすすめなのが、流れやすい部分のバストを定位置におさめ、形を整えるマッサージです。バスト専用の化粧品などを塗って行いましょう。
《手順》
STEP1:デコルテを内側から外側に向かって4、5回ほぐすように流す
STEP2:脇を軽く揉む
STEP3:脇やその下あたりから胸に向かって何度か流す
STEP4:片側の手でバストを下から上へすくい上げるようにし、反対の手でバストの上あたりを軽く抑えるようにすべらせる
POINT:バストの形を整えるイメージで行いましょう。
STEP5:1と2をもう一度最後に行う
理想のバストを手に入れよう!

加齢や外的刺激、体重の変化など、バストが崩れてしまう原因はさまざまあります。
バストケアを行うことで予防や改善につながりますので、マッサージや自分にあったブラジャーをつけるなど、できるところから始めてみてください。
- 執筆者:
- 遠藤 幸子