ダイエットにも効果的!踏み台昇降運動の正しいやり方を徹底解説
踏み台昇降運動のダイエット効果
普段の生活で階段を上った時に、平坦な道を歩くよりも脚を使っていると感じたことありませんか?これは足の踏み込む力で、身体を上に運ぶという作業をしているからです。
階段を下りる時はやや膝に負担がかかります。しかし踏み台昇降運動の場合は前に下りることはしない分、膝にかかる負担が少ないわりにジョギングをするくらいの運動量があるのです。
つまり、平坦な道を歩くよりもより多くのエネルギーを使っていると言えます。そして、なんといっても有酸素運動ですので、続けて行うことで脂肪燃焼が期待でき、脚やお尻の筋肉を多く使うことで消費エネルギーが高まるでしょう。
踏み台昇降運動のデメリット
騒音
家で行う場合はバタバタ音を立てず行うか、下にヨガマットなど少しでも衝撃を和らげてくれるものを敷くと良いでしょう。
姿勢による逆効果
正しい姿勢で行わないと、逆効果になる可能性があります。
目線を落として背中を丸めたり、踵に重心を残したままだったりすると腿の前ばかり使うような姿勢だと脚が太くなるかもしれません。
すぐに効果が出にくい
踏み台昇降運動は有酸素運動なので、脂肪燃焼効果を期待するにはある程度時間を費やさなければならないのです。
それは最低でも10分、できれば20分以上を週3回くらい。無理のない範囲で継続しましょう。
踏み台昇降運動の正しいやり方
踏み台の高さ
踏み台の高さ目安は10cm〜20cm。身長にもよりますが、女性でしたら10cm〜15cmが良いでしょう。
もちろん高くなると運動量が増えますので、体力に合わせて選択することをオススメします。
正しいやり方
STEP1:台に乗せた足に体重を乗せ踏み込む
STEP2:上体をやや前に傾けお尻を突き出すようにする
STEP3:上ったら膝を伸ばす
間違ったやり方:その1
NG POINT1:下を向き猫背になっている
NG POINT2:台に上っても膝が曲がっている
間違ったやり方:その2
NG POINT1:台に乗せた足に体重が乗り切れていない
NG POINT2:重心が後ろになっている
踏み台昇降運動をするときの注意点
左右差に気をつける
ずっと同じ足から乗っていると筋肉の使い方に差が出ます。筋力や荷重する足の意識に左右差が出ると身体全体のバランスも崩れやすくなります。
目安は片足1分以内。数をかぞえながらでも良いので、同じくらいで昇降するようにしましょう。
台から離れすぎない
昇降運動でもっとも足に衝撃がかかるのは下りる時の1歩目です。
だいたい足1足分以内に着地させるようにしましょう。
前から下りない
日常で階段を利用する時は下りがあります。しかし、下りの方が膝にかかるストレスが高くなります。
そのため、踏み台昇降運動をする場合は前には下りず、前後の往復で行うようにしましょう。
《由美先生からのアドバイス》
日頃どのくらい脚を使っているかにもよりますが、最初は10分からでも良いですので週2〜3回は継続してみてください。
もし足に不安があるのでしたら、家の中でもシューズを履いて行うことでやりやすくなるはずです。
正しい方法で踏み台昇降運動ダイエット
正しい方法でやればジョギングをするくらいの運動量がある踏み台昇降運動。
自宅で簡単にできる運動ですので、無理のない範囲で継続をして美Bodyを目指してくださいね!
- 執筆者:
- 金子 由美