小顔矯正の効果は?簡単マッサージで二重あご改善やパッチリ目元に
小顔矯正とは?
小顔矯正は、頭蓋骨の歪みを整えて、目の大きさや頬の高さなど、左右のバランスを均整に導く整体の一種です。
頭の骨は、23個の小さな骨の組み合わせでできています。
日常生活で、スマホをチェックしたり、パソコン作業をしたりする時に、無意識に頬杖をついて、あごが前に出ていると、骨の配列が崩れ、歪みの原因になるのです。頬骨の左右の高さにずれが生じ、あごの筋肉の酷使により、エラが張り大顔になる傾向があります。
頭蓋骨や首や肩などの筋肉を手の指先でほぐし、頬骨や鼻骨、下あごの骨などに圧を加えて、左右のバランスを整えます。
小顔矯正の効果
目が大きくなりやすい
目の周囲の筋肉、眼輪筋(がんりんきん)のコリがほぐれることで、目の周りを囲んでいる前頭骨、鼻骨、頬骨、上顎骨、など歪みが整いやすくなります。
まぶたがしっかりと開きやすくなるため、目が大きくなりやすいのです。
エラ張りや二重あごの解消
事務職など人と会話する機会が少なく、黙々と仕事をしていると、首や肩がこりやすく、あごの筋肉が硬くなり、夜間の歯の食いしばりが原因でエラが張りやすくなります。
また、長時間のデスクワークは、猫背になりやすく、顔が前に出ることで、あごがたるみ、二重あごの原因にもなります。
上あごと下あごをつなぐ咬筋(こうきん)という筋肉などを緩めて、あごの歪みを整えることで、エラ張りや二重あごが解消されやすくなります。
自宅でできるマッサージ方法
目の周り
STEP1
両手の親指の腹で、上まぶたの上の骨のふちを目頭から目尻にかけて、押し上げます。
STEP2
両手の人差し指、中指、薬指の3指の腹で、下まぶたの骨のふちを目頭から目尻にかけて、上下にゆっくりと指を揺らせながらもみほぐしてください。
POINT
上記のマッサージを3分程行います。1日置きに1週間を目指してやってみてください。もちろん毎日でも問題ありません。
目の周りの血流が促進し、眼輪筋(がんりんきん)の弾力性がアップし、上まぶたはパッチリ開き、目の下はクマやたるみが解消されやすくなり、目が大きくなります。
あごの周り
STEP1
あお向けになり首の後ろに500m;の硬めのペットボトルを敷きます。ゆっくりと鼻から呼吸をしながら、左右に顔を5回傾けてください。
POINT
首の緊張がほぐれて、耳の後ろから鎖骨の上にある胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉が緩み、あごの咬筋(こうきん)の柔軟性が上がり、エラ張りが解消されます。
STEP2
口を大きく開けて、頬骨の下の出っ張りを人差し指で押し上げて、あごの下を親指でフェイスラインに沿って、押してください。
POINT
あごの下の余分な水分や老廃物が排出されることで、むくみが取れ、二重あごの解消につながります。
小顔矯正の持続期間はどれくらい?
小顔矯正サロンや整体に通う場合は、個人差はありますが、約1週間程度効果が持続します。
自宅で行うセルフ整体の小顔矯正では、やり方が正しく行えるとは限らないので、持続期間は約1日程度と短くなってしまうのです。
ただし、ご自身で小顔矯正を行う場合は、費用もかからず、毎日でも行えるため、回数を重ねるごとに歪みが取れるメリットがあります。
小顔矯正サロン等に1回通って放置するよりは、自己流であっても継続してセルフ整体を行うことで、顔を小さくすることは可能なのです。
小顔矯正の注意点
生活習慣の見直し
せっかく小顔矯正をして、理想の顔を手に入れても、食事や睡眠などの生活習慣に乱れがあると、すぐに顔が歪み、大顔の原因になってしまいます。
小顔矯正の効果を長く持続させるためにも、生活習慣の見直しが必要です。
頬杖や食事方法
デスクワーク中に脚を組む、頬杖をつく、食べ物を片側だけで噛むなどの歪みの原因となるクセを止めましょう。
食事時間
夜8時以降の食事は極力控えましょう。
夜遅い時間の食事は、顔のむくみの原因にもなり、消化が悪くなったり、寝つきの妨げになったりと基礎代謝が下がりやすい傾向があります。
早めに食事を終えることで、体調が整いやすく、快眠につながり、翌朝、スッキリした顔立ちになりやすいのです。
小顔矯正で歪みを改善
小顔矯正は正しい方法で行えば効果が持続し、また継続してセルフ整体を行うことで顔が小さくなっていきます。
日々の生活習慣の改善で歪みの原因を作らないように意識しながら、小顔を目指してくださいね。
- 執筆者:
- 横内 稚乃