【ジョギングとカロリー消費】身体を活性化して健康的な美をゲット
ジョギングとランニングの違い
ジョギングとランニングの違いは一言で言うと運動の負荷の違いです。ジョギングは健康増進の負荷で、ランニングは筋力増強などのトレーニングをおこなう負荷です。
ジョギングは息の切れることは無く、心地よく走れ、また会話をすることもできる程度の負荷ですが、ランニングはこれと違い、息切れしてしまい、会話することもなかなかできず、ペースを保つことも難しい負荷となります。
ダイエットに関してはジョギングの方が最適です。ダイエットは美の追求でもありますが、健康増進をおこなった先に美の効果という物は現れてきます。
ジョギングの消費カロリーはどのくらい?
ジョギングの消費カロリーは、厚生労働省が出している、METs(メッツ)という各運動を数値化したものと、数式で導くことができます。
ジョギングのMETsは8~10で、負荷により数値は変わっていきます。
時速8/kmの場合:8
時速10/kmの場合:10
【例:体重55kgの方が30分のジョギングおこなった場合】
消費カロリーを導く数式:1.05 × 体重 × 時間 × METs
「時速8/kmの場合」:1.05 × 55 × 0.5 × 8 = 231cal
「時速10/kmの場合」1.05 × 55 × 0.5 × 10=288.7cal
ダイエットに理想のジョギング時間
ダイエットには30分~1時間程度が理想です。
上記の通り、体重55kgの方は、30分のジョギングで231~288calを消費し、1時間では462~577calの消費されますが、カロリーの消費=グラムの消費ではないため、グラムを求めるには、脂肪の燃焼が9calということを考えて計算します。
脂肪の重さは、体重1kg当たり、脂肪8割、水分2割。体重を1kg減らすには、800gの重さをどうやって減らすかを考えます。このことから、30分で770g~960g、1時間で1,540g~1,923gが消費され、毎日続けると、1ヵ月後には体重が約1kg減る計算になります。
ダイエット効果を高めるためのポイント
食事管理
基本的に身体のエネルギー消費は、運動ではなく基礎代謝での消費が大きいと言われます。運動をおこなうことも大切ですが、どれだけ摂取するものをコントロールできるかも考慮する必要があります。
例えば、30分のジョギングは231~288calで、ごはん一杯分の摂取と同等のカロリーになります。それに見合った分量を気にしたり、間食の量に気を付けるなど、摂取カロリーのコントロールができればジョギングも効果の高いものへと変わります。
ジョギングの持続
有酸素運動であるジョギングをおこなうことで、体内の酸素量が増えていき、内臓が活性化することで基礎代謝も上がってきます。もちろん全身の筋肉にも良い影響があります。
ジョギングが直接もたらしている効果は体重減少では無く、身体の活性化なので、食事のコントロールで体重を減らし、ジョギングで活性化した身体をどう活かしていくかを考えながらおこなうと、気持ちが楽になり効果にも繋がるかもしれません。
ジョギングで効果的にカロリー消費
ジョギングは健康増進の効果が期待できる運動です。身体を活性化させることで、全身に嬉しい効果が現れます。
食事コントロールをうまく組み合わせながら健康的な美を手に入れてくださいね。
- 執筆者:
- よっしー