【ウォーキングダイエット】太りにくい体質になる正しい歩き方
ウォーキングがもたらすダイエット効果
太りにくい体質へ改善
ウォーキングをすることによって、太りにくい体づくりができます。
ウォーキングのような、少し汗ばむ程度の運動強度で、長時間運動を続けると、下半身の筋持久力が強化されます。その結果、長い時間動いていても疲れにくい体が手に入り、同時に筋肉の中で使われるエネルギー量も増えていきます。
つまり、基礎代謝が向上すると何もしてなくても消費できるエネルギー量が増えるので、同じ食事をしても代謝が良くなって太りにくくなります。ただし、短期間で基礎代謝をあげることは難しいので、長期的な継続が必要です。
リフレッシュ効果
脳への影響として、リフレッシュ効果も期待できます。
運動する前と後で暗記テストをおこなった場合、運動前よりも運動後にした方が記憶力が良いという実験データがあります。ウォーキング程度の運動後は脳が冴え渡り、覚醒することで記憶力の向上に繋がるのです。
《KISAFU先生からのアドバイス》
テスト勉強などで煮詰まった時には、体を動かせば良いということはこの実験から分かりますが、ダイエットに対しても「動くまではやる気が出ない。けど動き出したら頑張れる」という人は多いと思います。
気分の浮き沈みも、同じくウォーキングによってコントロールが可能と言えるので、ダイエット継続のきっかけとしても効果が期待できそうです。
効果はどれくらいで現れる?
個人差はありますが、最低3ヶ月は続けてみると良いでしょう。
人間の骨格部分の細胞は、全てが生まれ変わるまでに約3ヶ月かかるので、体質改善を目標とするならば最低3ヶ月の継続がオススメです。
ウォーキングは有酸素運動なので、内臓脂肪から落ちやすく、まずお腹周りから痩せていく人が多いです。下半身の筋肉を使いながら歩き方を工夫することで、下半身全体がほっそりしていきます。
効果的な距離と時間
いくら長い距離を歩いても歩行スピードが遅すぎると効果は半減してしまいます。スピードは前を歩く人を追い越すようなペースが理想的です。
適切な距離も個人に合わせて変化するので、額に汗がじんわり出てきてから10分〜15分を目安にすると良いでしょう。
《KISAFU先生からのアドバイス》
お友達やご夫婦で一緒にウォーキングする人も多いですが、上記のことから、実は双方どちらも適切なペースとは言えない場合がありますので気をつけましょう。
歩き方のポイント
大股で歩く
普段の1.5倍の歩幅を目指してみましょう。
一歩を大きく出すことで、普段なかなか使われていないお尻の筋肉や、衰えがちな内腿の筋肉を使って歩くことができます。
蹴り足の膝
後ろの蹴り足の膝が曲がらないように意識しましょう。後ろ足の膝が曲がってしまうと前に進む力が弱まり筋肉への効果が半減してしまうので、足の裏が地面から離れるまで膝を伸ばしておくということを意識してみてください。
お尻からもも裏の筋肉全体を使って、力強い一歩が実感できます。
ウォーキング効果を上げるためには?
準備運動
準備運動を念入りにしておきましょう。
全身のストレッチはもちろん、特に膝の屈伸運動や、手首足首の柔軟など、関節の動きを良くすることで歩行時の脚の可動域が広がりやすくなります。可動域が広がると大きな一歩を出しやすく、上半身のねじりの力も利用しながら歩くことができます。
水分補給
運動する際には、水分補給をしておきましょう。
汗をかきやすくなり、むくみ改善効果も期待できます。暑い時期の熱中症対策にもなります。
正しいウォーキングで効果的なダイエットを
継続することで太りにくい体質へ改善され、ダイエット効果が期待できるウォーキング。
正しい姿勢、方法でウォーキングをおこないダイエットを成功へ導きましょう!
- 執筆者:
- KISAFU