腹囲でわかる!?メタボリックシンドロームの基準と改善方法
メタボリックシンドロームと判断される基準は?
メタボリックシンドローム判断基準の分かりやすいものとして、ウエストのサイズが男性の場合は、85センチ以上、女性の場合は90センチ以上になっている場合に予備軍として判断されます。
そこから詳細の項目を検査し、下記3項目のうち2項目に当てはまった場合にメタボリックシンドロームと判断されます。
中性脂肪値
150mg/dl以上、HDLコレステロール値40mg/dl以下(いずれか、または両方)
収縮期血圧(最高血圧)
130mmHg以上、拡張期血圧(最低血圧)85mmHg以上(いずれか、または両方)
空腹時血糖値
110mg/dl以上
メタボリックシンドロームになる原因
偏った食事
メタボリックシンドロームはそもそも内臓の肥満に高血圧、高血糖、脂質代謝異常などの症状が組み合わさっている状態を指します。これらは食事のバランスが崩れて身体の中に脂肪が多く蓄えられている状態の時に起こりやすいと言われています。
運動不足
身体に脂肪が多く溜まっている状態は運動不足によっても起こります。日常生活の中で運動があまり行われていない状態が長く続くと消費カロリーが上がらずに肥満傾向になります。
食生活の乱れと運動不足がどちらか一方、もしくは両方起きている状態がメタボリックシンドロームになる原因です。
メタボリックシンドロームを改善するためには
食事内容の改善
食べ過ぎ・飲み過ぎを改善していくために、毎日まず自分がどれくらいのカロリーを摂取しているか、どういった内容で飲食しているかなどを確認してみましょう。
急な食事制限はリバウンドに繋がったり、ストレスにもなりかねないので3〜6ヶ月かけて徐々に改善していけるように食事内容を見直してみましょう。
お酒は断つのではなく量を減らしたり休肝日を設けたり、お菓子や嗜好品も断つのではなく減らすことから始めて、徐々に変化が出せるようにしていきます。
運動量を増やす
体力に沿っていない急な運動量の増加は、怪我や体調不良を招く可能性もあるので、徐々に生活の中に運動を加えてみましょう。
具体的には、エスカレーターでなく階段を使い歩く量を増やしたり、寝る前のストレッチや筋トレなど自宅での運動を行うことで徐々に身体の活動量を増やしていきます。
ポイントとしては、食事と運動を組み合わせることで効果が出やすくなるため、3〜6ヶ月の期間で自分の始められることから少しずつ取り組んでいくと成果が出やすくなります!
出来ることから始めてメタボを改善!
食生活や運動不足など、日々の生活が原因のメタボリックシンドロームは、無理せず出来るところから徐々に改善していくことが大切です。
少しずつ取り組んでメタボリックシンドロームによるリスクを回避していきましょう!
- 執筆者:
- よっしー