ほんの少しのコツでスリムな二の腕を作るには?? ほんの少しのコツでスリムな二の腕を作るには??
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ほんの少しのコツで「スリムな二の腕」をつくる

フォルム高円寺本店/日本美容矯正師協会理事 柔道整復師、美容整体講師、心理学、カイロプラティック、エステティック、パーソナルトレーナー、ダイエットスペシャリスト等 身体に精通する様々な資格…
2018年03月30日
プロポーションを美しく魅せようと努力している方が、よく失敗しがちなパターンとして多いのが「胸の張ってしまうこと」です。

「え、胸を張っている方が身体のラインはうつくしくなるのでは!?」と思うでしょうが、胸周りには鎖骨下リンパ節や腋下リンパ節など、身体のむくみを排出する器官が沢山あります。胸をグーと開く姿勢をりきみすぎて大胸筋や肩周り、首に緊張が起きてしまい血行不良による冷えが起こってしまう可能性があります。

そして、二の腕のもととなる脂肪やむくみは、冷えたところが大好き。血行が滞ることで余計な水分を排出できなくなりどんどん新たなむくみをつくっていきます。

キレイにしてる「つもり姿勢」をしていると、腕まで脂肪がついてくる!?

それでは、まずはどんな胸の開き方が身体を緊張させ、二の腕に余計な脂肪をつけさせてしまうのでしょうか?

【二の腕が太くなるダメ姿勢とは?】

■猫背姿勢
まず、よくやってしまいがちなのは、猫背姿勢。背中を丸める行為は、頭部が前にでてしまい頭を支える緊張でがどんどん首、肩が硬くなったり、腕にに負担がかかりやすくなってしまうのです。ひどくなると、四十肩、五十肩を起こすこともあるのでとても注意が必要です。

■胸を開き過ぎてしまう
マッチョのポージングの様に胸と肩を広げる姿勢。一見ポジティブな印象を受けますが腕が外側に捻れをおこし、大胸筋や首の過緊張を引き起こしてしまいます。このような胸のポジショニングをしてしまうと、肩幅は左右に肥大します。首肩周りの筋肉もうまく動けないので張りぼてのような身体に!

胸を開き過ぎてしまう
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ではどのような姿勢が、最も美しい二の腕を作り出すのでしょうか?

ポイントは、胸骨と呼ばれる鎖骨の中央部の骨を、3センチほど斜め上方向に突き出すことが大切です。すると、腕と肩が自然と後ろにさがり柔らかい印象に導きます。

さらに呼吸が深くなるので代謝もアップし、脂肪燃焼も期待でき、女性らしいラインも作れるでしょう。

さらに嬉しい効果が・・・
・首や肩の負担が軽くなる!
・肩幅がタイトですっきりとした印象に!
・デコルテに華やかさが出て美しくなる!


上半身の姿勢を少し意識しただけで、こんなにも絶大な効果が生まれるのです。美しい二の腕のためにエクササイズが大変な方、袖のでる洋服を着るのをためらっていた方は、意識を少し変える事で姿勢を美しくしてみましょう。

執筆者:
杤川 啓行