春までに「20秒ルール」でカラダを変える!寝たまま体幹トレーニング
効果が出るのは2ヵ月後!
肌の細胞が新陳代謝によって生まれ変わることをターンオーバーといい、期間は約1~1.5ヵ月かかると言われています。(文献によって異なります)
同じように筋肉の細胞も生まれ変わっています。その期間が約2ヵ月と言われています。(文献によって違いますし、個人差もあります)
つまり、今はじめた運動の効果が出るのが約2ヵ月後になるのです。毎年薄着の季節に後悔している方で、今年は後悔したくない!と思っている方は、今が行動を起こすチャンスです。
やる気を引き出す20秒ルール♪
「やるべき事はわかっているけど、なかなかやる気が出なくて…。」そんな方にオススメなのが、ポジティブ心理学の第一人者でハーバード大学修士号を持つショーン・エイカー氏が、その著書『幸福優位7つの法則』(徳間書店)のなかで提唱している20秒ルールです。
20秒ルールのやり方はとても簡単。
やめたいと思っている習慣は、それをする手間を20秒追加し、続けたいと思っている習慣は、それをする手間を20秒省いてみる。
つまり、運動したいけどできないという方は、運動するために必要な道具(着替えやマットなど)を予め玄関や部屋に用意しておくのです。
たったこれだけの方法で、春先の後悔を減らすことができるなら試してみる価値があると思いませんか?では次に、エクササイズの第一歩としてオススメのトレーニングをご紹介します。
寝たままできる!オススメ体幹トレーニング
具体的な方法をご紹介します。この方法は寝たままでも出きるので、ぜひ行ってみてください。
■デッドバグ
■準備■
1. 仰向けになり、腰のすき間に指を差し込みます。
2. 息を吐きながら、腰で指を押しつぶします。
3. 両足を床からあげて準備完了!
■実践■
1. 息を吐きながら、足を前に蹴り出します。
※この時、腰が浮かないようにするのがトレーニングのポイント♪
2. 息を吸いながら足を戻し、反対の足を前に蹴りだす。
3. この動作を左右10回×2~3セット行いましょう!
やる気は後からついてくる!?
人はやる気があるから行動するのでしょうか?それとも、行動するからやる気が出るのでしょうか?
脳の大脳辺縁系という部分に側坐核(そくざかく)という人のやる気や意欲を司る器官があります。この側坐核は何か行動を起こすと活性化することが知られています。つまり、やる気は行動をしたあとから湧いてくるものと考えられます。
皆さんもこんな経験ありませんか?部屋の掃除を始めたら、いつの間にか没頭して家中ピカピカにしてしまった。これは作業興奮とも呼ばれ、側坐核が影響していると言われています。なので、やる気がなくても20秒ルールなどを活用しながらとりあえずやってみる。これが春に後悔しないための最善策です。
人間に備わる様々なシステムを活用すれば、目標達成も容易にできるかもしれません。エクササイズやストレッチの方法は、筆者の過去の記事にもたくさん紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
以上、下半身痩せ専門パーソナルトレーナーの飯沢芳明でした。
- 執筆者:
- 飯沢 芳明