「代謝」を味方につけて、美しさワンランクUP!
総消費カロリーアップの本命
食べることで消費するカロリー(食事誘発性熱産生)は、総消費カロリーの割合からすると≒10%なので、工夫をしたからと言って、いきなり大きな変化はありません。
しかし、「継続は力なり」「塵も積もれば山となる」というように、1日数回の食事タイムで意識していれば、微々たる差が同年代の人とのプロポーションの差に影響してきますので、続けてみることをお勧めします。
そのうえで今回は、1日の総消費カロリーアップの本命へと話を進めていきます。それは3つの代謝の残る2つ「基礎代謝」と「身体活動代謝」です。
「基礎代謝」「身体活動代謝」仲良しペアで代謝UP!
「基礎代謝の高い人は痩せやすく太りにくい」とは、誰もが耳にしたことがあるかと思います。なぜならば、1日の総消費カロリーの約60%は基礎代謝だからです。
それゆえに加齢や運動不足などで、基礎代謝の中で最もエネルギー消費が多い筋肉の量が減ると、消費されるエネルギーが減り、脂肪が蓄積しやすくなります。
嬉しいのは、意図的に筋肉を鍛えて筋肉量を増やすことで、基礎代謝は増やせることです。そして「基礎代謝」と「身体活動代謝」が仲良しペアだというのは、行動と結果がセットになっているということです。どういうことかというと・・・
まずは、朝のストレッチ・車通勤を自転車や徒歩に変える・積極的に階段を使う・歩いてランチへ出かける・自宅で軽く筋トレなどの工夫をして、「身体活動代謝」を増やします。
すると、筋肉が鍛えられて筋肉量が増えて「基礎代謝」が上がります。つまり、アクティブな行動が身体活動代謝を増やし、その結果として基礎代謝が増えるということです。
活動しているときにエネルギーを消費して、筋肉が育つことで活動していない時(寝ている時間)にもエネルギーが消費される痩せやすく太りにくい身体が手に入るのです。
そのために行うのは「こまめに動くだけ!」極端な食事制限でもなく、アスリート並みに激しい運動でもありません。「こまめに動く」だけなら習慣化しやすいですよね。
ゴミが出る度に立ち上がってゴミ箱まで歩いていくように、オフィスや自宅の「ゴミ箱の数を減らす」というのもありですよ。工夫次第で自然に「こまめに動く」ことができます。早速実践してみて下さい。
次回は、自分の基礎代謝を知りたい時はどうするのか?基礎代謝アップのポイントをお伝えします。お楽しみに。マハロ~♪
- 執筆者:
- OK和男