「冬太り」を克服!美しい夏ボディへ導く“知恵”を伝授
美ボディを邪魔する「冬太り」のもう1つの原因とは?
さて「ダイエットのチャンス」と同時に過食が進む一面もある寒さ厳しいこの時期に、さらに肥満ライフを加速する原因とは何でしょうか?
お気づきですね?そう、運動不足です。寒さのために身体を動かす機会が減り、外出さえも控えめになり、運動や歩行数の減少が肥満の原因に加わることで、「お腹ポッコリ」が気になる時期でもあります。
でも大丈夫。OKです!原因が見えれば、対処方法も明確になりますからね。過剰な冬太りを防いで、軽やかな春を迎えましょう。いつも美しい人の「美しい夏ボディ」へ導くコンディショニングは、既に始まっています。今回はまず誰もが知っているはずなのに、軽くスルーしてしまっている基本を抑えましょう。
代謝の種類をチェック
ダイエットの基本と言えば、食事・運動・カロリー・代謝・・・といったキーワードが浮かびます。なかでも重要な「代謝」の基本を再認識しておきましょう。
食事で体内に摂り入れた栄養素をエネルギーに変える働きを代謝と言います。代謝で消費されるエネルギーは大別すると3つに分かれます。
3つの代謝とは、「基礎代謝」「身体活動代謝」「食事誘発性熱産生(DIT/Diet Induced Thermogenesis)」です。それぞれ簡単に説明します。
1:基礎代謝・・・生きていくために最低限必要な生命活動(心臓を動かす・呼吸・内臓を動かす・体温維持など)、を支えるエネルギーの事で、寝ている間にも消費しています。1日で消費される熱量(エネルギー消費)のことです。
2:身体活動代謝・・・歩く・運動・家事など起きているときの活動で消費する熱量のことです。
3:食事誘発性熱産生(DIT)・・・食後に栄養素を消化・吸収・分解する際に消費されるエネルギーのことです。この過程で発生する熱エネルギーで代謝量が増えます。食事をした時に身体が温かくなった経験があるかと思います。食後は安静にしていても代謝量が大きくなっています。
この3つの代謝はそれぞれ意識して増やすことができます!
次回は、「太りにくい体質づくりに役立つ」それぞれの消費エネルギーの割合や増やし方などをお伝えします。お楽しみに。マハロ~
- 執筆者:
- OK和男