ポイントは赤!ダイエッター必見の鍋にいれたい魚介類の選び方 ポイントは赤!ダイエッター必見の鍋にいれたい魚介類の選び方
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ポイントは赤!ダイエッター必見「鍋にいれたい魚介類」の選び方

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2018年02月20日
ダイエット中におすすめなお料理が鍋料理。そのなかでもダイエッターなら抑えておきたい具材があります。それが赤色の魚や、甲殻類のカニ。脂肪が少なくてたんぱく質が豊富な食材です。そこで今日は、これらの赤い色がポイントの魚介類の栄養をご紹介したいと思います。

美肌効果のキンメダイ

キンメダイはタイと名前がついていますが、タイ科ではなく、キンメダイ科の魚です。体が赤く目が金色のきれいな姿から、縁起物と言われています。

ミネラルのリンを含むので骨や歯を丈夫にし、赤い色の色素成分のアスタキサンチンはコレステロールを下げる働きがあります。EPAやDHAも多く含みますので、美肌エイジングケア効果や美肌効果が期待される、女性にはうれしい魚です。

特有の匂いがある場合があるので、しょうがや日本酒を一緒に使いましょう。

キンメダイ
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コレステロールを減らすズワイガニ

ズワイというのは、細くまっすぐな小枝を意味する「楚(すわえ)」が由来しています。ズワイガニは高たんぱく質でカロリーが低いダイエッターにはうれしい食材。

ズワイガニに含まれるビタミンB12は口内炎の予防効果が期待され、ビタミンB2は、健康な皮膚、髪、爪などの成長を助ける役割があります。タウリンも含まれ、悪玉のコレステロールを減少させる効果があります。お鍋にいれるときは、殻ごと入れると強い抗酸化作用があるアスタキサンチンの摂取ができますよ。

ズワイガニ
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アンチエイジング効果にタラバガニ

タラバガニはタラが多く取れる漁場にいることから「鱈場蟹(たらばがに)」と呼ばれています。タラバガニも低脂肪で高たんぱく質なのでダイエットする人には最適の食材。

タラバガニに含まれるタウリンは悪玉のコレステロールを減らし、肝機能を強化する効果も期待できます。赤い色素のアスタキサンチンも豊富で鍋で一緒に食べることで細胞の老化を予防しますし、アンチエイジング効果が期待されます。

ちょっと高価な食材ですが、ダイエット中はストレスがかかりがちです。たまにはご褒美に豪華な食材でお鍋をして、ダイエットを成功に導きましょう。

【参考】旬の野菜と魚の栄養事典/吉田企世子・棚橋伸子 (著, 監修)

執筆者:
岡野 ユミ