美しい人は呼吸上手!呼吸しやすいカラダ作り。 美しい人は呼吸上手!呼吸しやすいカラダ作り。
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美しい人は呼吸上手。血流を促進する「呼吸しやすいカラダ作り」

京都にある、ピラティスパーソナルトレーニングWakabody代表。モデル、セミナー講師。 大阪府出身。2人を出産後スポーツインストラクターを経て、2015ベストボディモデル神戸グランプリ、日本大…
2018年02月10日
毎日無意識に行う呼吸。その質を確かめていますか?あなたも緊張やストレスで呼吸が浅く、早くなっているかも?そのような呼吸は、脳への酸素を届けにくくしたり、血流を悪くしたりする原因となります。まずは、準備として呼吸の入りやすい体を作りましょう。

1. 肩甲骨の動きを良くするストレッチ

胸周辺の背骨や肩甲骨などの動きが悪いと、横隔膜の動きを阻害してしまうこととなり、浅い呼吸の原因となります。このストレッチでは、背骨から肩甲骨を離すイメージを持って行って下さい。

A、まずは、四つ這いになります。

B、片方の肘を伸ばし、その脇から逆の手を入れ、肩甲骨とこめかみを付けてしまいます。背中側に重心を かけるようにしましょう。肩甲骨の間や下の方に伸び間を感じることができたら10秒ほどキープして四つ這いに戻ります。

C、反対側も気持ちよく行いましょう。

2. 捻る動きを繰り返し、ほぐすエクササイズ

A、1.のストレッチが終わったら、脇の下から腕を戻し、一度胸に掌を添えます。

B、今度は肩甲骨が床に付かないように同じように脇の下に手を突っ込むようにします。なるべく指先で遠くを突くようにしましょう。支えている腕の肘を曲げてもオッケーです。

C、5秒キープしたら、胸の前に掌を戻してから反対側に捻ります。胸を伸ばすように意識しながら、指先で天井を突くようにしましょう。目線も天井へ向けます。

胸の周辺の背骨が硬かったり、胸の筋肉が収縮しがちな方はやりにくい動きなのですが、なるべく肩をすくめないように行ってみてください。

3. 呼吸をしてみましょう。

A、四つ這いから正座に戻ります。少し肩周りが楽になり、普段の呼吸も入りやすくなっているかも知れません。

B、骨盤を立たせて、後頭部も含めて、壁に寄りかかっているようにイメージしながら座ります。

C、肩の上に指先を添え、肘で前から後ろへ円を描きましょう。数回回したら肘が1番下にくるところで止め、そのまま腕を伸ばします。

D、ブラジャーのホックのあたりを斜め上に押されている感じで胸を突き出しながら、息を吸いましょう。胸に沢山息を入れるように意識して、鼻から吸います。そして口からゆっくり吐きます。ここで、肩が内に入らないようにして下さい。何度か繰り返していくうちに少しづつ息を吸い、少しづつ吐く練習をしてみてください。

いかがでしたか?このような動きを繰り返し、しだいに硬くなった筋肉が解れ、肋骨が広がったり閉じたりする範囲が広くなると、質の良い深い呼吸がしやすくなります。体中に血流を行き渡らせ、冷えやむくみを予防し、肩こりの改善にもつながりますよ!姿勢も良くなりますので是非試してみてくださいね。

執筆者:
wakana