パンが太りやすい理由と、ダイエットに生かすコツ パンが太りやすい理由と、ダイエットに生かすコツ
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パンが好きでもやせられる♡パンをダイエットに生かすコツ

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2018年01月05日
「私、パンが大好きなんですけど、やせられないのでしょうか……」という質問が多いです。それもそのはず。インターネットで検索すればたちまち「ダイエット中はパンをやめてご飯に!」と言ったパン禁止情報が溢れるほど閲覧できるのですから。どうしてパンだとやせにくいのか。パンを食べてやせるにはどうしたらいいのか。一緒に考えていきましょう。

「パンを食べる=太る」はウソ

「毎朝パンを食べています」という方の中には、スリム体型の人だっています。パンを食べればたちまち太ってしまう、という意味ではないのです。

問題なのは、その食べ方。食パンにジャムやマーガリンをたっぷりつけて食べる、という食べ方では、摂取できる栄養素が糖質(炭水化物)や脂質に偏ってしまいます。すると筋力を高めるためのたんぱく質が不足して代謝が低下したり、糖質の過剰摂取で体脂肪を増加させたりします。これが、パン党の人が太りやすいと言われる所以です。

パンを食べても太らない
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食べ合わせで、太りにくくできる!

全てのパンが太りやすいわけではありませんし、食べ方次第でダイエット効果を高めることも可能です。パン好きさん、必見。次のようにパンを食べながら、スリム体型も実現・維持していきましょう。

やせ体質に整えるパンの食べ方

■パンを食べる量を減らして、たんぱく源の「おかず」を増やす
肉や魚、卵、豆製品、乳製品などのたんぱく質の豊富な食材をプラス。スープやおかずとして、パンと一緒にいただきましょう。肌や筋肉の原料であるたんぱく質をしっかり摂取することで、代謝を高めて太りにくい体質に整えることができます。

■食べ応えのある、色付きのパンを選ぶべし
パン選びに迷ったら、「噛みごたえのある」(固めの)「茶色い」(穀類の麦色)パンを選びましょう。よく噛むほど食事の満足度がすぐに高まり食べ過ぎ防止につながります。また、玄米や全粒粉、ライ麦などの雑穀を使った茶色っぽい色のパンには、代謝を高めるビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

ライ麦パン
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パンだって、工夫次第で美味しく楽しみながらダイエットを成功させることができます。どうしてもパンが食べたい!でも、やせたい!そんな人に試してほしい方法です。

執筆者:
Nao Kiyota