私に足りないのはどこの筋力?現状を知り正しい姿勢に戻す方法 私に足りないのはどこの筋力?現状を知り正しい姿勢に戻す方法
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私に足りないのは、どこの筋力?タイプ別「正しい姿勢に戻す方法」

「美欲と食欲をどっちも満たす」をテーマに、ストレスフリーで理想の自分を目指す方法 について書いています。 私は15歳~24、25歳くらいまで「ダイエット依存症&過食症」でした。 ―こんなに頑…
2017年11月28日
こんにちは、コラムニストの愛子です。スタイルは姿勢と言っても過言ではないほど、姿勢は人の印象を大きく左右します。とは言え正しい姿勢って一体どんな姿勢?どこを直せば正しい姿勢になれるの?と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、タイプ別に姿勢改善のポイントをご紹介します。

1:正しい姿勢 

耳、肩、体の中心、太ももの付け根が一直線になるのが正しい姿勢。1番体に負担がかからない姿勢です。

正しい姿勢 
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2:反り腰(骨盤前傾)タイプ

特徴:腰が反り過ぎている(骨盤が前に傾いている)。

弊害:腰を痛めやすい。

弱い筋肉:腹筋

反り腰(骨盤前傾)タイプ 
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日頃良い姿勢を心がけている美意識の高い女性に多い姿勢です。ウエストやお尻が強調され、一見綺麗に見えますが、腰を痛めやすいので要注意。腹筋が弱く骨盤を正しい位置で保てない場合このような姿勢になるケースが多いです。腹筋を鍛え、日頃からお腹を使うように意識しましょう。

3:猫背タイプ

特徴:頭と肩が前に飛び出ている

弊害:肩や首が凝りやすい、顔が大きく見える

弱い筋肉:背筋

猫背タイプ
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デスクワークや家事などを毎日こなす、忙しい女性にとても多い姿勢です。前かがみの姿勢が癖付かないよう、作業の合間に肩や首のストレッチを取り入れるようにしましょう。また背筋が弱っているとこのような姿勢になりやすいので、背筋を鍛えるエクササイズも行うといいです。

4:猫背+骨盤後傾タイプ 

特徴:頭と肩が前に出て、骨盤が後ろに傾いている。

弊害:首、肩、腰が凝りやすくなる、内臓下垂の原因になる、スタイルが悪く老けた印象になる

弱い筋肉:腹筋、背筋

猫背+骨盤後傾タイプ 
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タイプ3がさらに悪化すると、このような姿勢になってしまいます。腹筋が弱いと骨盤を正しい位置で保つことが出来ません。そのために前傾してしまったのがタイプ2。後傾してしまうとこのような姿勢になります。

ここまで進んでしまうと、自力で直すのはちょっと大変。しばらくは整体へ通ったほうがいいかもしれません。セルフケアする場合、まずはストレッチで全身をほぐしましょう。

体の癖や歪みがある程度整ってきたら、腹筋や背筋を鍛えてみましょう。

5:老人タイプ(タイプ4の促進版)

特徴:頭と肩が前に出て、骨盤が後ろに倒れ、膝が曲がっている

弊害:首、肩、腰、膝の痛みの原因になる、代謝が落ちる、体力がなくなる、内臓下垂の原因になる、スタイルが悪く老けた印象になる

弱い筋肉:全身の筋肉が衰えた状態

老人タイプ
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タイプ4の促進版です。うーん、タイプ5になる前に何とかしなくては!ここまで来たら、やはりセルフケアだけで改善するのは難しいです。整体に通い歪みを整えて体をほぐし、パーソナルトレーニングで正しい位置に筋肉をつけるのがおすすめ。セルフケアで改善したい方は、こうなる前にタイプ2~4に記載した方法を実践して、体を整えてくださいね。

おわりに

タイプ1とタイプ4を比較してみました!(タイプ5だと差があり過ぎて、逆に分かりづらいと思うので)

姿勢の比較
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一気に老け込んだ感じがしますよね。これくらい人の印象って、姿勢で変わるのです。そして本来は、正しい姿勢が1番楽なはず。だから「姿勢を変える」のではなく、「本来の姿勢に戻す」という気持ちで取り組んでみてくださいね♪

執筆者:
愛子
引用:
  • 女医が教えるマジカルエクササイズ/中村格子 (著)/すばる舎