腰まわりから若返り!「腰痛対策」でお腹やお尻も引き締まる
日本人の腰の現状
厚生労働省の調べ(※)では、体調不良を訴える症状のうち腰痛は男性で1位、女性で2位。そして8割以上のケースでその原因はわからないという。この現状だけを見ると、重大な問題に感じます。しかし、日常の心がけや簡単な体操でほとんどの症状は改善できるという明るい報告もあります。
腰痛解消と予防に大切な3つのOKポイント
さっそく一番大切な3つのOKポイントをお伝えします!
1:身体を柔らかくする
2:正しい姿勢を保つ(長時間同じ姿勢を続けない)
3:筋肉をつける
以上3つのOKポイント全てに必要不可欠なのが“運動”です。運動不足で動いていないのに疲れている人、運動しているのに体調が改善しない人は要注意ですよ。運動の種類・やり方・プログラムが間違っている可能性がありますので、信頼できる医師やトレーナーに相談しましょう。
原因不明の腰痛の主な原因は?・・・運動不足!?
運動不足・肥満・悪い姿勢などが原因で、腰の周りに負担がかかって腰周辺の筋肉が硬くなっていませんか?筋肉が硬くなることで、血管や神経が圧迫されて痛みを引き起こします。痛みが筋肉の緊張を生み、さらに硬直して痛みを増す悪循環に落ちてしまうこともあります。
大切なのは「柔らかく・リラックス」
そんな筋肉の硬直と痛みの悪循環に落ちた状態で、「あなたは腹筋が弱いから腰痛を起こしています」と言われて、痛みを我慢しながら腹筋・背筋、毎日の筋トレを頑張って、頑張って・・・腰痛が悪化した。という相談を受けることもあります。
痛みにも負けずに一生懸命頑張ったのに、何がいけないのでしょうか?それは、今の身体の状態を理解しないままに無理をしたことです。
身体を動かすことは間違っていませんが、どう動かすか?どの順番で取り組むか?が違っていると、思うような成果を得られないばかりか悪化させてしまいかねません。
筋肉に力を入れて固める腹筋・背筋のトレーニングの前に、まずは上記≪腰痛解消と予防に大切な3つのOKポイント≫の1つめ「身体を柔らかくする」ことが先です!
無理に鍛える前に、まずは優しいストレッチでほぐしてあげましょう。次回は、筋肉を柔らかくする方法、腰痛を解消して姿勢と笑顔の美しい人になる5ステップをお届けします。
マハロ~
※「平成28年 国民生活基礎調査の概況」III 世帯員の健康状況 1 自覚症状の状況 より
- 執筆者:
- OK和男