「ポッコリお腹をすっきり、ほっそり!どこでもできる簡単ピラティス」効果アップの【裏技】実践編 「ポッコリお腹をすっきり、ほっそり!どこでもできる簡単ピラティス」効果アップの【裏技】実践編
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お腹エクササイズの効果アップ!「肋骨周りをほぐす・はがす」準備体操

ゴルフピラティス専用スタジオ「Golcore(ゴルコア)」代表。 都内を中心に、ゴルファーのためのカラダ作りをサポートする、ゴルフピラティスインストラクターとして活躍中。日本ピラティス指導者協会…
2017年06月30日
こんにちは。ゴルフの体幹トレーニング、ゴルフピラティスインストラクターの太田です。前回のコラムで、お腹をへこますのが難しいのは、「硬くなったアウターマッスルと脂肪が邪魔をしている」とお伝えしました。「邪魔」を取り除くために、硬くなった部分をほぐしたりはがしたり、という準備体操をすると効果的です。早速、準備体操をご紹介させていただきます。

1.肋骨周辺をさする、はがす

前回の「お腹エクササイズの効果アップ!「肋骨周りをほぐす・はがす」準備体操」でお伝えした、硬くなったアウターマッスルと脂肪の「邪魔」を取り除くため、硬くなった部分をほぐしたりはがしたりする準備体操をご紹介します。

胸の下には「肋骨」があります。まずは肋骨を触ってみましょう。特に肋骨の一番下の部分から「みぞおち」にかけて、触ってみます。硬くなっていませんか?その硬くなった部分をほぐしていきましょう。

1)左右の肋骨の一番下の部分に、手のひらをあてます。

2)両肘を曲げて両脇につけ、両手を左右の肋骨の一番下に合わせます。小指を使って肋骨の際をほぐします。

3)さらに親指以外の指を肋骨下に垂直に当てて、中心から外側に動かし、肋骨の周りに張り付いた脂肪をほぐしていきましょう。

肋骨の際に、指が入るようになるくらいまで、ほぐします。

マッサージのイメージ
画像出典: 美LAB.

2.上から下に流します

肋骨の周りの脂肪が柔らかくなってきたら、次に、みぞおち当たりに両手をあて、上から下、おへその方まで流します。

肋骨の周りをほぐす&おへその方まで流す、を何度か繰り返しましょう

マッサージのイメージ
画像出典: 美LAB.

3.おへそ周りをほぐす

おへそ周りに両手の親指以外の指を直角に当てて、息を吐きながら押します。この部分がカチカチの間はなかなか指が直角に入らないので、その場合は、両手でさすります。両手でさすっていると、少しずつほぐれてきますよ。

さらにほぐしたら、先ほどと同様、恥骨に向かって上から下に流します。

4.リラックスして行うとさらに効果的

最初はカチカチで、肋骨の際に指が入らないかもしれませんが、呼吸に合わせてリラックスして行っていただくと、少しずつほぐれてきます。どんな姿勢でもOKなのですが、カチカチの場合は、仰向けになり両膝を立てた状態で行っていただくと、お腹周りもゆるんでほぐしやすくなりますので、お試しください。

これで、邪魔をしていた脂肪が柔らかくなり、お腹を背中や壁の方に引き寄せやすくなりますので、エクササイズを再度試してみてください。

執筆者:
太田 律子