エステティシャンが教える!スリムな人の「太りにくい食事の取り方」
■炭水化物や糖分
帰宅時間が遅くなってしまい夕食が遅くなってしまう方は、17時〜19時頃にスープやサラダを間食として食べておくと良いでしょう。
昼食から夕食までの時間が空いてしまい、空腹時間が長い状態で夕食を食べると、吸収率がグンとアップしやすくなります。スープやサラダなどの消化の良いものを食べておくことで、お腹が空きすぎた後のドカ食い予防にもなり、急激な血糖値の上昇も防ぐことができます。19時以降の炭水化物や砂糖の入った糖分はできるだけ控えましょう。
もし、どうしてもスープやサラダでは満たされない!という場合は、19時までにおにぎりを間食としておき、帰宅後はスープにするといいでしょう。
■食事は寝る2〜3時間前までに
就寝直前の夕食は控えましょう。身体は日中の活動する時間は交感神経が優位になり、夕方以降は体がリラックスするように副交感神経が働くリズムになっています。
食事をしてすぐに寝てしまうと日中に比べて、食べたものを消化するスピードが落ちてしまうので、血糖値が高い状態であったり、翌朝起きると胃がもたれる、便秘がちになる、なんだか体がスッキリしないといったことが起きますので、就寝時間の2〜3時間前までには夕食は済ませておきましょう。
■温かいスープから取り入れる
食事の際に意識してほしい事は、温かいスープから取り入れるという事。温かいスープを取り入れる事で内臓を温め、なおかつ暴食を防ぐ事にもなります。
野菜たっぷりの豚汁やお味噌汁、コンソメベースのスープなど飽きないようにスープの味は変えても構いません。まず、スープから口にし食事する事で満腹感もアップしますので、慣れてくると1食の食事量が減ってくる方もいらっしゃいます。
■低脂肪、高タンパク×野菜、きのこ、海藻を意識する
炭水化物を抜く、お肉を抜くなど食事を摂らないといった食べないダイエットは、健康にも美容にもよくありません。人間の身体には内臓や筋肉を作るためにタンパク質が必要です。意識するならば、脂肪の少ないお肉やお魚、卵や大豆などのタンパク質を摂るようにしましょう。
タンパク質と同様に大切なのは食物繊維です。食物繊維を摂取することで腸内や体内に溜まる毒素をしっかり排泄してくれる働きもあります。
上記に書いたスープと一緒に野菜やきのこ、鶏肉をポン酢で蒸した料理にしましょう。
■ダラダラ食べない
テレビを見ながら、スマホを触りながらダラダラと食事していませんか?
食事をする際に他のことに意識が行き、ただ口にしているだけ・・・それでは食事に対して味覚と視覚が集中していないので、満腹感や満足感が得にくくなります。食べるときは食事に集中して食べるように心がけましょう。
このように、食べるときに心がけたい食べる時間やタイミングや食材など、ちょっとしたことから意識して改善することで、太りにくい身体を作ることができます。ぜひできるところから取り入れてみてはいかがですか?
- 執筆者:
- 寒川あゆみ