体の柔らかい人は美脚もち!?足のむくみを解消する片足開脚のやり方 体の柔らかい人は美脚もち!?足のむくみを解消する片足開脚のやり方
画像出典: 美LAB.

体の柔らかい人は美脚もち!足のむくみを解消する「片足開脚」のやり方

「マナヨガ」代表。ヨガ、整体、リフレクソロジー、体幹トレーニング、ストレッチメソッド等、専門家の下で学びながら実践し研究を続け、オリジナルのマナメソッドを発案。ヨガと調和させた形でレッスンを行い、心と…
2017年06月08日
こんにちは、ヨガインストラクターyuukaです。体の柔軟性が健康にも美容にも必要条件の一つなのは今では常識。あなたはどうですか?体を柔らかくしたいと思っても、いきなり見よう見まねの開脚を始めても実は遠回り。開脚にハードルの高さを感じるなら、片足ずつ柔らかくして、むくみ知らずの美脚を手に入れましょう。

足が硬いと姿勢も悪くなる?

姿勢を支える大切な筋肉は、実は体の後背部に集まっています。「首」「背中」「腰」「お尻」「足」「足の裏」と全てが繋がっていますので、後背部が運動不足や、日常の中でも座りっぱなしの仕事スタイルや、姿勢の悪さが影響して引き起こすコリは、たとえ一箇所だけだとしても、全身へ影響していきます。

特に腰から足の後ろ側の柔軟性がなく凝っている状態だと、姿勢が伸びにくく、猫背の原因にもなりえます。

足の柔軟性を改善すると姿勢が美しくなる

足の柔軟性はとても大切です。重力に逆らって立っている姿勢を支えている後背部は、何もしなくても凝りやすく固まりやすいので、こまめにケアをして欲しいのです。

特に足の付け根である股関節の柔軟性は重要!じゃあ開脚ができないと不健康?そう思って不安になる必要はありません。無理に180度開脚を目指さなくてもいいのです。ある程度の柔軟性が養えれば、腰回りの筋肉も緩み姿勢が伸びやすくなってくれますよ。

開脚のイメージ
画像出典: fotolia

股関節をほぐすと下半身の循環が良くなる

股関節回りの柔軟性がある程度確保できれば、下半身への血の巡りも改善されるため、冷えやむくみで悩んでいる方には良い影響が出てくるはず。両足開いてストレッチ!そんな辛そうな運動はひとまず頭の隅に置いておきましょう。

まずは片足ずつ。無理せず硬いなら硬いなりに、優しい方法で行えばいいのです。

片足開脚前屈で股関節をほぐす

■片足開脚でむくみを解消

片足開脚前屈のイメージ
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1.床に座ります。

2.右足の膝を曲げ、かかとを会陰(えいん)に引き寄せます。

3.左足は、お尻から大きく開く意識で横へ伸ばします。

4.両方のお尻が床につき、姿勢が安定する位置を見つけられるまで、開いた足を閉じたり、膝を曲げたりして調整しましょう。

5.上半身の位置を伸ばした左足方向へ傾けます。斜め前方へ腕を伸ばして体を支えるようにしましょう。

片足開脚前屈のイメージ
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6.息を吐きながら、お尻の方から体を前方へ倒していきます。

7.胴体の体重の重みを利用するようにして、無理やり押し込まないように注意しましょう。

8.深い呼吸を意識しながら1分程度キープします。

9.反対側も同様に行います。

片足開脚前屈のイメージ
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※注意点
・片足を開いたときに、両方のお尻が降りているかどうか。
・姿勢が楽に伸ばせるかどうか。伸ばしにくければ、左足の開く角度を小さくし、足の付け根と膝を曲げる。
・肩周りに力みはないか。

上記の点を意識して微調整しましょう。

揺するだけでも効果はあります

片足でも開脚前屈が辛い方。心配しなくても大丈夫ですよ。まずは股関節周りを緩めることに重点を置いて、代替えエクササイズを試してみましょう。

■硬い人はこれだけでOK!

股関節周りを緩めるエクササイズのイメージ
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1.片足を伸ばして座ります(姿勢が安定するかどうかは、上記の注意点を参考にしてくださいね!)。

2.頭を上に引き上げるようにして背骨を伸ばしたら、左足の付け根を揺らすように、前後、上下とほぐしていきます。

3.時間は片足1分程度から。

これだけでも硬い足には十分な効果がありますよ。

開脚の道も、遠回りが実は一番の近道。無理やり憧れの開脚にチャレンジするよりも、必要なポイントをまずは解すことを心がけてみましょう。その方が、むくみの改善や姿勢の改善には効果が早く出てくれます。

無理にできないポーズをして体を痛めるのは避けたいところ。きちんと効果が出るようにケアをして、すっきり循環の良い足を作ってくださいね!

執筆者:
yuuka