【やせる食事のコツ】色で見分けよ!ダイエット効果を高める炭水化物は?
低GI食品は「色」で見分ける!
食後の血糖値が急上昇すると、その後の急降下によってエネルギーを消費する前に「お腹が空いた」という状態に陥りやすくなります。そのため、血糖値を上昇させにくい食材を選ぶことで、腹持ちがよく、エネルギーの過剰摂取を防ぎやすくなります。
食後の血糖値の上昇度合いを知る指標となるのが「GI値」。GI値が低いほど、血糖値を上げにくい食品と言えます。
炭水化物でいえば、白米や白いパンなどの「白い」ものはGI値が低く、玄米や雑穀米、全粒粉パンなどの「茶色い」ものはGI値が低い傾向があります。麺でいえば、真っ白なうどんよりも茶色がかったパスタやそばの方が低GI。このことを知っているだけで、“何を食べるべきが”に気付きやすくなります。
白砂糖より……
主食だけでなく、砂糖を始めとした“甘味”食材も、炭水化物です。こちらも、見た目の色で低GI食品かそうでないかを判別しやすくなります。
白砂糖やグラニュー糖よりも、きび糖やてんさい糖などの“茶色い”砂糖の方が、そしてはちみつやメープルシロップなどの方がGI値が低い食品。甘味一つとっても、工夫次第でよりヘルシーに、太りにくくすることができます。
真っ白な食品は太りやすい!?
お米でできた食品も、小麦や玄米などで作った食品も、どれも生きていく上で必要不可欠。カロリーオーバーにならなければ、むしろしっかり食べたい食品です。
しかし、「GI値が低いものでないと、ダメ!」という認識もNG。白いごはんを食べ過ぎたなぁと思ったら次の食事を少なめ玄米や雑穀米に変える、など調節するために、GI値の低い食品を知っておくことをおすすめします。
色でなら、判断が簡単!ぜひ、日々の栄養バランスや摂取カロリーの調整役として活用してください。
- 執筆者:
- Nao Kiyota