環境変化で不安定な心に、どっしり自信を持たせるヨガ呼吸法!
丹田呼吸法
丹田とは、へそ下こぶし1つ分の奥にあると言われている意識体で、ここの充実感や弾力がある時に、元気や生命力、自信がみなぎっています。その丹田を意識してどっしり安定させる呼吸法です。
鼻から息を大きく吸って胸を広げ、息を止めます。胸に溜めた空気を下腹に落とすイメージで、息を止めたまま下腹を膨らませます。しばらくそのままいた後、息が苦しくなりそうだったら息を吐き出します。
腹式呼吸
丹田呼吸法を繰り返した後、自然に呼吸をすると、お腹が動く腹式呼吸になっていることでしょう。腹式呼吸も、副交感神経の働きを整え、ストレスを流し自然治癒力を上げるとされています。
浄化の呼吸法
自分の体の1mくらい前にろうそくの炎が揺れているとイメージして、炎を一息で吹き消すように、腹筋を使って鼻から一気に息を吐き出します。それを、2秒に1回、慣れてきたら1秒に1回のペースで続けます。
10回連続から始めて、慣れてくれば60回連続でもできるようになります。腹筋を使うため、丹田が充実して元気と自信がわいてくることでしょう。
1:2の呼吸法
吸う息と吐く息の長さを、1:2の割合にします。最初は4秒で吸って8秒で吐く長さがやりやすいでしょう。吸う息は交感神経、吐く息は副交感神経の働きを優位にする(吸う息の時心拍数が上がり、吐く息の時に心拍数が下がることから分かるように、お試し下さい)ため、吐く息を長くして落ち着いた状態を作り出しています。
イメージ呼吸法
息を吐く時にストレスを吐き出し、息を吸う時にプラスのイメージを取り入れるイメージを持つ呼吸法です。呼吸を繰り返す度に、心身がすっきり浄化されていきます。
おわりに
いかがでしたか?丹田と自信の関係、実践するうちに実感されてきたでしょうか。どれも短時間でできる手軽な方法です。どうぞお試し下さい。
- 執筆者:
- 美宅 玲子