体重を減らしてもやせない、本当の理由 体重を減らしてもやせない、本当の理由
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体重を減らしてもやせない、本当の理由は・・・

がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため「セルフトレーニングコーチ」として自身を輝かせるトレーニング法を研究・実践中。ズボラなため「隙間時間」に「サクッと」できち…
2017年04月30日
食べていないのに。体重は減っているのに。どうして、綺麗になれないの?これは、昔の私も発していた悲鳴。毎日体重計とにらめっこ。起床するやいなや体重計に乗り、数十グラムでも増えれば食べる量を減らさなきゃ!と朝から憂鬱に。体重計の数値が下がることだけが安心材料……だけど、あれ?体重は減っているのにお腹はポッコリだし、全然やせられてないじゃない!!!体重の数値ばかりを気にするダイエットでは、キレイなボディラインは手に入りにくいのです。

スリム体型になるとは?

体重は、日によって、時間帯によって変わります。500mlの水を飲めば、その分体重は増えますし、たくさん汗をかいて水分を排出すれば、そのぶん体重が減ります。

1日の中でも、1〜2kgの体重増減は当たり前。つまり、1〜2kg体重が減ったり、逆に増えたりしても、見た目や体脂肪、ボディラインなどは全く引き締まって(減って)いない場合があるということです。

私たちが欲しいものは、キュッと引き締まったボディラインや余分な体脂肪の少ないカラダ。気にすべきは、体重ではなく「体脂肪」やスリムにしたい部分についている余分なお肉なのです。

余分なお肉のイメージ
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今日から鍛えて引き締めよう

体重は、名札のように表示して歩くわけではありません。言わなければ、誰にもバレないもの。筋肉を鍛えてメリハリをつくり、体脂肪を減らしたカラダは、体重が数値上「増える」かもしれません。

しかし、余分な贅肉をしっかりと削ぎ落とすことができているのなら、ボディラインが引き締まっているのなら、体重に目をつむっても勇気を持ってこちらを選んで欲しいのです。

飲まない、食べないことでなんとか数値を減らすよりも、本当に美しくなるダイエットを。食べて、動いて、美ボディをつくるダイエットを選びとってくださいね。

執筆者:
Nao Kiyota