仕事中に20秒でコッソリできる!首のコリをスカッと取るストレッチ
首のこりは集中力を低下させがち
目を酷使するデスクワークやパソコン作業。最近ではブルーライトカットのメガネなどを利用して、疲労を軽減しながら仕事をしている方も多く見かけます。そういう私もライター仕事をしている時には必ずかけていますが、長時間ともなるとさすがに疲れを避けることは出来ません。
目の疲れは神経の疲労につながり、神経の疲労は首の詰まりや肩の張りを引き起こしやすくなります。朝から机に向かって集中して仕事をしていると、お昼休みには首回りがパンパンに張っているなんて覚えがある方は多いのではないでしょうか?首の疲れはとてもきになるもの。注意力も散漫になり、時にはイライラしてしまうんですよね。
疲れを感じたらすぐにケアして
一日の終わりに仕事中の疲労を取るケアをするのは極上の時間です。けれど、働いている日中の集中力を維持するため、疲労をためないためにオフィスで出来るケアを覚えておくのはどうでしょうか?
私がお勧めするのは、場所を取らず仕事の合間に座ったまま出来る首のケア。仕事中に何度も席を立つのは気が引ける。だからと言って大袈裟なストレッチも人の目がきになるし。そんな時に是非やってみて欲しいのです。ほんの数秒これをするだけで、首回りの血行が回復され頭がスッキリしますよ!
20秒でできる!首こりスッキリストレッチ
1. 椅子に座ったまま、頭を頭上に引っ張るようにして背骨全体を自然な形で伸ばしましょう。無理に姿勢を良くする必要はないので、腰が楽に立つ位置を作ります。両腕は楽に伸ばしておきましょう。
2. まずは、頭の重みを意識します。首の上に5キロほどの重みの頭が乗っているのをきちんと自覚したら、上半身の上に頭の重みを感じない位置に頭の位置を合わせるようにしてください。
3. 息を吐きながら、頭から首、背骨全体を意識しつつ頭を右方向へ傾けていきます。左側の首筋が気持ちよい程度に伸びる位置でストップします。
4. 息を吸いながら、まっすぐに伸ばして力を抜いた左腕をゆっくりと横から上げていきます。左の首筋から腕の筋までが、ピンと張る刺激を感じる位置で止めます。
5. 10秒呼吸をゆっくり取りながら維持しましょう。終えたらゆっくりと腕を下ろし頭の位置を戻しましょう。
6. 反対側も同じように行います。
頭と首の位置を正しく把握できる人は少ない
仕事をする上で、集中力が続くのはせいぜい3時間。目を酷使している状態だと神経疲労も重なり回復に時間がかかります。適度な休憩のタイミングに合わせて、この簡単なストレッチを取り入れてみてください。腕をあげるのも難しい場合は、首を倒すだけでも大丈夫です。
その時に、大事にして欲しいポイントがあります。この意識があるのとないのとでは、ストレッチの質が大幅に変わるのです。それは頭と首の位置を正しく把握すること。
首の位置はどこからはご存知ですか?大体のイメージだけを持っていませんか?人間の骨の人体図を思い浮かべてみてください。首の位置は大方うなじから下、髪の毛の生え際からだという漠然としたイメージの方が多いと思います。首の位置は鼻の頭の奥が首(背骨)の始まりの位置なのです。そしてこそから上が頭です。顎までが頭と勘違いしないでくださいね。
さて、その鼻の頭の奥から首が始まっていると意識しながら首を回すと、背骨がスムーズに動くので、ほぐれ方、そして回しやすさが変わってきます。正しく意識する。これこそが一番大切なこと。あなたはどうでしたか?正しく把握できていましたか?
正しい位置を把握し、そして定期的にリフレッシュさせるためにケアを取り入れること。この二つを意識して取り入れることが大切ですよ。
- 執筆者:
- yuuka