油を食べても太らない!?ダイエットを成功に導く「脂質」の取り入れ方
本末転倒!過度に脂質を制限すると・・・
脂質は、生命活動を維持するのに欠かせない三大栄養素の一つ。エネルギー源や細胞の材料になったり、代謝をサポートしたりホルモンバランスを整えたりするはたらきがあります。
「脂っこいものは太りやすいから」と脂質を過度に制限すれば、体内のはたらきが減退。体脂肪を燃焼しにくい体質を招いたり、月経トラブルを引き起こしたり、便秘による“ポッコリお腹”を助長したりすることも・・・!
良質な脂質は、代謝を助けるサポート成分。上手に脂質を取り入れて、やせ体質へと整えましょう。
積極的に摂るべき良質な脂質とは?
加工食品やジャンクフード、動物性の脂質、菓子パンなどのスイーツ類などを過剰に摂取すると、悪玉コレステロールが増加したり、脂質と糖質を同時に、多量に摂取したりしてしまいます。
これらの食品は食べ過ぎないようにし、血液をサラサラにしたり、代謝を高めたりするはたらきのある“良質な”脂質の摂取割合を増やしましょう。青魚や卵、オリーブオイルやえごま油、アボカドやナッツ類、大豆製品などがおすすめです。
これらの食品をバランスよく取り入れることで、良質な脂質に加えて代謝を高めるビタミンや、女性ホルモンのバランスを整え、老化を抑制するはたらきのあるビタミン、むくみを予防・改善するカリウムなどを摂取することが可能。よりエネルギーを消費しやすい健康的な体質づくりに役立ちます。
脂質も、食べ方次第ではやせ体質をサポートしてくれます。良質な脂質を摂取する機会を増やして、体内のはたらきを高めましょう。食事を楽しみながら、健康的でメリハリのあるボディラインを目指してくださいね。
- 執筆者:
- Nao Kiyota