使う筋肉を間違えると危険!階段エクササイズの落とし穴 使う筋肉を間違えると危険!階段エクササイズの落とし穴
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使う筋肉を間違えると危険!階段エクササイズの落とし穴

「美欲と食欲をどっちも満たす」をテーマに、ストレスフリーで理想の自分を目指す方法 について書いています。 私は15歳~24、25歳くらいまで「ダイエット依存症&過食症」でした。 ―こんなに頑…
2016年09月26日
こんにちは、コラムニストの愛子です。運動のために、エスカレターではなく階段を使うようにしているという方も多いのではないでしょうか。しかし、使う筋肉を間違えれば足が太くなる原因にもなりかねません。今回は、せっかくの運動をスタイルアップに活かすには、どこに意識を向ければいいかをご紹介します!

こんな状態はNG

体幹を上手く使えないと下記の箇所に力が入りやすく、足が太くなる原因となります。

・ふくはらぎ
・太ももの前側

筋肉質な体が好みなら使っても問題ないのですが、足痩せしたいならおすすめできません。ふくらはぎや太ももの前側が張りスラリとした足は目指せないからです。上記2点に負担がかかりやすい方は、日頃立ったり歩いたりしているときからそこに頼るクセがあるのかも……。

こんな状態はNG
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どこを使えばいいの?

意識して使うべき箇所は下記3つです。

・お腹
・お尻の下(太ももとの境目あたり)
・足指


特にお腹をしっかり使いましょう! 体幹の力で体を引き上げ階段を上るイメージです。これが上手くできるようになれば、1日の移動時間に階段を使うだけでもとてもいいエクササイズになるでしょう。せっかく毎日努力しているのなら、スタイルアップにつなげたいですものね!

どこを使えばいいの?
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【簡単】体幹を鍛えるエクササイズ

太ももやふくらはぎの筋肉は大きいので、体幹が弱いといくら意識を向けても下半身に頼ってしまいます。どうしても太ももやふくらはぎが張るという方に、簡単に体幹を鍛えられるエクササイズをご紹介します!

1)まずは正しい姿勢で立ちましょう。お腹を引き締めて、両足に均等に体重を乗せ足裏全体で体を支えます。横から見たときに、耳、肩、ひざ、踝が一直線に並ぶように意識しましょう。

2)両腕を肩の高さで開いて、つま先立ちになりましょう。このとき、なるべくふくらはぎに力を入れずお腹の力で体を支えましょう! 慣れるまではこれを10秒キープするだけ。それ以上やるとふくらはぎに頼ってしまうので、やりすぎは禁物です。10秒経ったら両腕と踵を下ろし立ち姿勢に戻ります。

3)2)が楽にできるようになったら、両腕を肩の高さで開いてつま先立ちになったあと、片ひざを90度に曲げて太ももが床と平行になるところまで持ち上げます。この場合も10秒以上キープしないように! ふくらはぎに力が入り始めるより先に止めるのがコツです。両手両足を解放し、反対の足も行います。

エクササイズのイメージ
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最初のうちは2)だけでも十分です。体幹でバランスをとり体を支える感覚を覚えることが大切なので、無理をしすぎてふくらはぎに負担をかけないように行ってくださいね。

大切なのは使う場所を意識すること

同じ運動をしていても、どこの筋肉に意識を向けるか、どこを使うかでスタイルは大きく変わります。これはどんな運動にも言えることです。ジムやヨガに通うときはもちろん、普段の暮らしの中にエクササイズを取り込むときも、どこを使っているのかをしっかり意識すれば効率良くスタイルアップできるはず!

執筆者:
愛子