【美姿勢キープ】姿勢を決めているのは舌の位置だった? 【美姿勢キープ】姿勢を決めているのは舌の位置だった?
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姿勢を決めているのは舌の位置だった?舌を正しい位置に保つエクササイズで美姿勢キープ

「美欲と食欲をどっちも満たす」をテーマに、ストレスフリーで理想の自分を目指す方法 について書いています。 私は15歳~24、25歳くらいまで「ダイエット依存症&過食症」でした。 ―こんなに頑…
2016年08月19日
こんにちは、コラムニストの愛子です。あまり知られていませんが、舌の位置と姿勢は大きく関係しています。いくら頑張って綺麗な姿勢を保とうとしても、気づけばお腹の力が抜けているなんて方は、舌の位置が悪いのかも。そこで今回は、舌の位置と姿勢の関係、そして舌を正しい位置でキープする方法をご紹介します。

舌の正しい位置とは

まず舌先がどこに当たっているかを確認しましょう。舌先が前歯に当たっているのはNG(上下どちらの歯でもダメです)。上の前歯から少し後ろにあるくぼみに舌先が当たっていればOKです。

そして、舌全体が上顎に吸い付くようにピッタリとくっついているのが正しい状態です。日頃から舌の位置を意識するクセを付けましょう。

舌のイメージ
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舌の位置と姿勢の関係

舌には、頭を支え、頭や首を正しい位置で固定する役割があります。舌が正しい位置にあれば頭や首も安定し、自然とお腹に力が入り正しい姿勢が保てるのです。姿勢について書かれた本などによく、頭頂部を上に引き上げるようなイメージを持つとありますが、それが自然にできるようになるのです。

反対に舌の位置が悪いと、いくら頑張って正しい姿勢をとってもそれをキープするのは難しく、気が緩むとすぐに姿勢が崩れてしまいます。

舌を正しい位置に保つエクササイズ

毎日のエクササイズで、正しい舌の位置や口内の状態を覚えましょう!

(1)あくび体操
あくびしているときと同じように、上顎を持ち上げ口を開けた状態を4~5秒キープします。口を大きく開けようとしすぎて、下顎がカクンと落ちないように注意してください。

下顎を下げるのではなく、上顎を持ち上げる意識を持ちます。あくびをするときは、自然と上顎が持ち上がるように口が開きませんか?あの感覚を覚えましょう。

※写真1:NG例 首にシワができ二重顎になるのは、下顎が落ち過ぎている証し。

下顎が落ち過ぎているイメージ
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※写真2:OK例 外からは口があまり開いてないように見えても、上顎がしっかり持ち上がり口の中に空間ができていればOK。

上顎がしっかり持ち上がるイメージ
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(2)あっかんべーをするように、思い切り舌を出します。喉の奥の筋肉を使っている感覚になるまで舌を突き出しましょう。4~5秒キープします。

思い切り舌を出すイメージ
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(3)舌を正しい位置に置き、舌全体で上顎を押し4~5秒キープしましょう。(1)をさらに舌の力で手伝うような感覚です。上顎や舌を正しい位置でキープする筋力がつけば、意識しなくても正しい状態を保てます。

1度にたくさんやると飽きて嫌になってしまうかもしれませんので、回数を決めて行ってください。朝起きたとき、歯磨きのあと、トイレ中、湯船に浸かっているときなど、気づいたときに小まめに行うのがおすすめです。最初は違和感があるかもしれませんが、続けていれば数週間で身に付きます。ぜひ試してみてくださいね!

執筆者:
愛子