お疲れ老け顔から一発逆転!3分でできるリフトアップマッサージ
眼精疲労がまねく側頭筋の凝り
デスクワークなどで目を酷使すると、目が疲れると感じることがありますよね。そんな時は目薬を差したり、目を温めるといったことも効果的ですが、それだけではお疲れ老け顔にアプローチすることはできません。顔の皮膚と頭皮は繋がっているため、頭皮からアプローチすることが必要になります。
眼精疲労を起こすと耳の後ろ辺りにある筋肉、側頭筋が疲労し、凝ってしまいます。そうなると、側頭筋の働きが衰えることとなり、頬のたるみ、ほうれい線をまねくことに繋がります。逆にいうと、側頭筋の凝りをほぐし、その働きを高めることで、再びたるんだ頬を上へと引っ張り上げることができるということになるのです。
側頭筋の場所は、下記の図の斜線の入っている部分です。
3分でできる!側頭筋をほぐして引き上げるマッサージ
オフィスなどでは、時間のかかるマッサージなどはできませんよね。しかも人目がある場所だと、できるマッサージは自ずと限られてきます。そこで、ここではオフィスでも手軽にできる側頭筋をほぐして引き上げるマッサージをご紹介します。
1. 側頭筋の部分に手のひらをあて、力を入れる。
3. 1の状態の手のひらで螺旋(らせん)を描くようにクルクルと手を動かして側頭筋をほぐす。
4. 側頭筋がほぐれたと感じたら、指の腹を側頭筋部分にあて、斜め上方向に向かって引き上げる。
5. 頭頂付近まで引き上げた指を、後頭部を通ってデコルテに流す。これを2、3回繰り返す。
このマッサージを行う時は、できれば鏡を見て行ってください。側頭筋を斜め上へと引き上げた時の顔を見てみると、頬が上がり、ほうれい線が目立たなくなります。これが本来の自分の顔であると認識し、その状態を常に脳内に記憶しておきましょう。その上で毎日このマッサージを行うと、リフトアップ効果が期待できます。
大切なのは、その日の凝りを翌日に持ち越さないこと。そして、皮膚を引っ張るのではなく、頭部の筋肉を本来の位置に引き戻すようなイメージで行いましょう。
ぜひこの側頭筋マッサージを夕方や夜の習慣にしてみてください。そして、時間があれば全身のストレッチ、耳や首、顔、肩などのマッサージも組み合わせて行ってみましょう。相乗効果が期待できるためおすすめです。
- 執筆者:
- 遠藤 幸子