ネックレスよりきれいな鎖骨をつくるイメージエクササイズで、うっとりするデコルテに
猫背と鎖骨
頭と肩が前に出た猫背は、首や肩に力が入りやすく、肩が上がり凝りやすい姿勢です。鎖骨はV字になり、緊張感が漂います。
鎖骨は、本来ハンガーのようにまっすぐ左右水平に伸びて、腕をぶら下げているものです。左右に広く広がった鎖骨は豊かで美しいデコルテを作ります。猫背だと、デコルテが狭く貧相に見えやすいのです。
後頭部を後ろへ
頭の後ろに、壁についたボタンがあると思って、その壁のボタンを後頭部で押します。
前に出がちな頭が自然な背骨のカーブの上に乗り、前に引っ張られていた肩もゆるんで後ろへ横へと広がり戻っていきます。鎖骨もリラックスして横に開きます。
鎖骨の天びん
鎖骨が天びんだと思って、肩にちょっとした重りを乗せたつもりで、シーソーのように左右交互に肩を下げます。
肩を上げようとはせず、片側の肩が重りで下がるので反対側の肩が自然と持ち上がる程度にします。肩を持ち上げる筋肉は使わないようにします。肩が持ち上がることで鎖骨周りが緊張するのを防ぎます。
肩甲骨と鎖骨の上下運動
今度は、鎖骨と肩甲骨(前後でセットになった動きをする)を、できるだけデコルテを広く肩をリラックスして保ちながら、写真の右側のようにゆっくり小さく上下に動かします。写真の左側は、肩が緊張しているのでNGです。
普段の生活でも、リラックスした肩の筋肉と広いデコルテ、まっすぐな鎖骨を体にインプットできるようにする練習です。
おわりに
いかがでしたか?鎖骨周りの余分な凝りや緊張が抜け、本来の鎖骨の位置と形が実感できてきたでしょうか。コツコツ意識すれば、誰でも美しい位置にリセットしていけます。続けてみて下さいね。
- 出典:
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- fotolia
執筆者
中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…