「キャビテーションエステ」の効果が知りたい!施術のメリットや注意点
キャビテーションとは?
キャビテーションとは、脂肪細胞を分解する痩身機器の名称です。
脂肪が気になる部分にキャビテーションを当てることで脂肪細胞にはたらきかけ、脂肪細胞内にある水分や老廃物を超音波による振動により回転させて渦を作り、気泡によって脂肪細胞を分解します。
分解された脂肪は老廃物となってリンパ管や血管を通じ、汗や尿・便とともに体外に排出されます。
キャビテーションエステはどの部分に効果的?
・ウエストにくびれを作りたい
・ぽっこり下腹を解消したい
・太ももやふくらはぎの肉質を柔らかくしたい
・二の腕をスッキリさせたい
・ヒップラインをキレイにしたい など
キャビテーションエステはお腹の中でも下腹やウエストライン、太もも、ヒップ、二の腕など部分やせに対して効果を発揮します。
キャビテーションエステを施術するメリット
熱くない
エステや痩身機器といえば痛い、熱いなどの印象を持っている方も少なくありません。キャビテーション機器はじんわりと温かさを感じるものの、熱いと感じることは無いという声が多いです。
痛くない
キャビテーションのヘッドを脂肪部分に当てながら、エステティシャンがマッサージするように動かすので痛くはありません。ですが、くすぐったさに弱い方はくすぐったいと感じることもあるようです。
自力では落としにくい部分痩せに強い
自己ダイエットなどで体重やサイズダウンをしても、あと少しヒップ下の肉を落としたい、二の腕をスッキリさせたいなど自力では落としにくい部分にアプローチすることができます。
肉質の変化や脂肪量の減少、見た目をスッキリとした印象に整えたり、ボディラインを整える効果が望めます。
キャビテーションエステを施術するデメリット
キャビテーションエステは全身痩せや体重を落とすことが目的ではありません。
筋肉を強化して全身運動をしたり、発汗させて体重を落とすことが目的の施術では無いので、キャビテーションを当てていない部分や体重に変化はありません。
全身痩せを目指している・体重を減らしたいという場合は、キャビテーション以外の痩身メニューや自己努力が大切になります。
キャビテーションエステを受ける際の注意点
施術前後は水を飲む
痩身エステの基本ですが、燃焼・分解した老廃物を体外へ排出しやすくさせるためには水分が必須。施術前後はもちろんのこと、1日約1.5ℓを目安にこまめに分けて水を飲むようにしましょう。
前後3時間は食事をしない
こちらも痩身エステの基本ですが、食後は消化・燃焼を行うまで2〜3時間程度かかります。食事の後すぐにキャビテーション施術を受けても、脂肪の燃焼効果が低下してしまいます。
逆にキャビテーション後すぐに食事をすると吸収力が高まってしまうので、前後3時間は食事を摂らないようにしましょう。
キャビテーションを受けていない期間もマッサージを
キャビテーションを受けているだけで安心してしまっては、意味がありません。たとえば週に1回キャビテーションを当て、他の6日間はセルフマッサージを続けておくことで肉質の変化や老廃物の蓄積を和らげることができます。
和らいだ状態で、次のキャビテーションを受ける方が結果も出やすいです。
家庭用キャビテーション機器の特徴・使い方・注意点
特徴
家庭用キャビテーションはサロンの器具に比べて、安全面を考えて出力が弱く作られています。最近の家庭用キャビテーションは効果を発揮するものも多いので、購入前に確認してみましょう。
使い方
効果を出す使い方のひとつとして、気になる部分の全面に一気に当てるのではなく、手のひらサイズの面積でブロック分けし、一箇所につき5分ずつゆっくりとクルクルと当て、ブロックを2周するように当てると効果的。
キャビテーション器具はゆっくり動かし、狭い範囲を当てるようにすると効果がわかりやすくておすすめです。
注意点
家庭でキャビテーション器具でケアする場合も、上述でご紹介したエステのキャビテーション施術同様の注意点を守るように意識しましょう。
キャビテーションエステを上手に取り入れよう
今回ご紹介したように、キャビテーションは部分やせにおすすめの施術方法のひとつです。痛みなどを感じるという声は少ないものの、合う・合わないかは個人差があるので、初めての方はプロに相談してから取り入れることをおすすめします。
キャビテーションを上手に取り入れながら、賢くボディメイクを楽しみましょう。
- 出典:
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- fotolia
執筆者
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そ…