超意外!「腸腰筋へのストレッチ」の効果を高める、驚きのストレッチ!
「腸腰筋へのストレッチ」と合わせて行っておきたいストレッチとは…
腸腰筋へのストレッチ効果を高めるストレッチとは、「ふくらはぎへのストレッチ」です!その理由については後ほど詳しく述べることにして、フェイスタオルをご用意して早速行ってみましょう。
【ふくらはぎへのストレッチ】
1.両膝を立てて仰向けになり、ストレッチする側の脚を膝を伸ばしたまま上げていきます。
2.上げた脚のつま先にタオルを引っ掛けて足首が曲がるように手前に引きつけ、膝を伸ばすことでふくらはぎがストレッチされます。
ふくらはぎの筋肉が心地良く伸ばされていると感じられる強度で、20〜30秒間少しずつ可動域を広げながらストレッチしていくようにします。
「ふくらはぎへのストレッチ」を行ったらもう一度「腸腰筋へのストレッチ」を行ってみましょう!
ふくらはぎへのストレッチを行ったら、もう一度腸腰筋へのストレッチを行ってみましょう!ふくらはぎへのストレッチを行う前と比べて、若干ストレッチしやすくなっていませんか?
骨盤を後傾させて正面に向け、更に左右の傾きがないことを確かめた上で、股関節を伸ばすように心がけましょう(写真参照)。
何故ふくらはぎへのストレッチが腸腰筋へのストレッチ効果を高めるのか?
では何故、ふくらはぎへのストレッチが腸腰筋へのストレッチの効果を高めるのでしょうか?
その理由は、ふくらはぎの筋肉の緊張を緩めることで骨盤の過度な前傾も緩和され、間接的に腸腰筋の緊張を緩めることに繋がると言えるからです。
ふくらはぎの筋肉が緊張しているということは、ふくらはぎの筋肉が働きっぱなしの状態であるということです。ふくらはぎの筋肉が働きっぱなしであるということは、下の写真のように「つま先重心」となりやすく骨盤を過度に前傾しやすい状態でもあります。つまり、ふくらはぎの筋肉が働きっぱなしの状態は、腸腰筋も働きっぱなしの状態でもあると言えます。
そこで、ふくらはぎへのストレッチを行うことで骨盤の過度な前傾が緩和され、腸腰筋へのストレッチの効果を“後押し”すると言えるのです。
是非、前回ご紹介したエクササイズと合わせて行ってみてください!
- 出典:
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- fotolia
執筆者
パーソナルボディメイクSYNAPSE代表。健康運動指導士。元陸上自衛隊非常勤体育講師。
現在は東急スポーツオアシス、エニタイムフィットネスなどを中心に東京都内で出張パーソナルトレーニング指導を展…