「トランポリン」の消費カロリーを暴け!話題のダイエット効果を解説
トランポリンがダイエットに効果的な理由とは?
有酸素運動が脂肪燃焼につながる
脂肪燃焼には、有酸素運動が絶対的に大切!
身体の中で行われるエネルギー消費には、血液量の増加が必要になります。血液の流れを上げるには酸素が必要になり、そのために有酸素運動が必要なのです。
エネルギーを消費するには多くの酸素を取り込む必要があり、深い呼吸ができる有酸素運動がダイエットに効果的だと考えられます。
《hrhs629先生のアドバイス》
脂肪をエネルギーに転換するは、20分以上の時間が必要といわれます。
それには2分以上持続して行うことができ、多くの酸素を取り込める有酸素運動が適しているので、トランポリンはとても効率が良いと考えられます。
飽きにくい
ダイエットで効果を出していくには、その運動を持続して行っていかないといけません。続けていく魅力が無いと、その後の効果にもつながらないと考えられます。
続けられる魅力・メリットは「日常生活で体験する感覚ではないので楽しい」こと「室内でできる」こと「種類が豊富で飽きがこない」という3点を重視する方が多いように感じます。
これら3点を満たすダイエットとして、トランポリンダイエットはおすすめです。
さまざまな動きができる
トランポリンはただ跳ねるだけではなく、歩くこと・走ること・反転や回転すること・ひねるなど、色々な跳び方があります。
なかなか飽きがこない上に、全身の筋肉にアプローチをすることができることもメリットのひとつだと考えられます。
トランポリンダイエットで必要な運動量や消費カロリーは?
運動量は30分~1時間
ダイエット効果を得るためには、運動量は30分~1時間を目安にしましょう。脂肪を消費カロリーとして使うには20分以上持続し、繰り返し行うことをおすすめします。
10分ごとにインターバルを短く2~3回行うと負荷UP!
10分の運動をインターバルを短くして、2~3回行うことも脂肪燃焼に繋がります。
10分間の運動を呼吸が落ち着く前に再度行うと、改めて筋肉と呼吸に対してへ刺激が生まれます。これを繰り返すと身体の熱量は増加し、脂肪燃焼へと繋がってくるのです。
比較的強い負荷で行わないといけないので、初心者の方は30分~1時間を理想として挑戦してみてください。
消費カロリーを「METs」で算出
消費カロリーは厚生労働省が発表している数値と数式に当てはめて計算していきます。(体重も関わってくる計算式なので、決まった消費カロリーの数値を表すことはできません。)
厚生労働省の数値とは「METs」といい、安静時を1としたときに、その運動は何倍の負荷がかかるかを表したものとなります。
トランポリンをこの数値で表すと3.5という数値になります。以下の数式を当てはめると個人の消費カロリーが導き出せます。
トランポリンの消費カロリー計算方法
消費カロリー = 1.05 × 体重 × METs × 時間
【例:体重55kgの方が30分行った場合と1時間行った場合】
30分:1.05 × 55 × 3.5 × 0.5 = 101cal
1時間:1.05 × 55 × 3.5 × 1 = 202cal
トランポリンで消費カロリーを上げるためのコツ
着地点を意識
必ずトランポリンの中心に着地するように意識しましょう!大きなクッション部分となる中心に着地をしないと、上手く跳べずにケガをする可能性もあるので注意してください。
ダイエット効果を出すためには「しっかり跳ねる」ということが重要で、これを繰り返すことで有酸素運動としての効果があらわれます。「しっかり跳ねる」ためにも、着地点を意識することは非常に大切です!
体幹や核筋肉を意識
「跳ねる」運動は足裏~頭までの筋肉をしっかりと使わないとできない行為です。特にトランポリンでは「バランス」が重要になり、それには体幹部分の力が非常に大切になります。
ただ跳ねるだけではなく、体幹を中心に全身の各筋肉への意識をしっかりと持ち、跳び方を変える度に意識を怠らないようにすると、非常に効果の高い運動になります!
トランポリンダイエット前に取り入れるべきこと
急に跳ねない
トランポリンは全身を使う運動なので、身体も急には反応できません。ましてや非日常的な動きなので、思っている以上に身体は「跳ねる」ことへの反応が鈍いです。
身体と脳が慣れるまでじっくりと跳ねることが必要になり、この際に体幹を中心に筋肉を意識して跳ねる慣れをしておくと、その後に行う運動の効果は高まります!
前後にはストレッチを!
トランポリンだけではなく、身体を動かすためには準備が必要。ストレッチを行い刺激された筋肉には血流が上がる環境ができ、脳からの指令も受け止めやすい状況が作られるのです。
この環境ができているか否かで、同じ運動を行っていても結果は大きく異なります!ストレッチを行うことはケガの防止にもつながるので、ぜひ取り入れましょう。
また、運動後に運動前に行ったストレッチと同じ動きを行っても、身体に伝わる効果は筋肉を休ませるための効果へと切り変わります。トランポリン前後のストレッチは、ぜひとも行ってください!
食事の時間を逆算しておく
運動を行うときにはエネルギーの摂取も必要です。いくら体脂肪があるとはいえ、その日飲まず・食わずではいられないと思います。しかし摂取しても胃が消化を行っていないと身体が動かないのも事実です。
胃腸で消化しきるまでには3~4時間かかるといわれているので、それを目安に逆算して食事をしましょう。消化しやすいように柔らかいものや、よく噛んで食べるなどの工夫をすることも非常に有効な手段となります!
トランポリンダイエットで楽しく消費カロリーを上げよう!
話題のトランポリンダイエットは、楽しいだけでなく嬉しいダイエット効果も望めます。
より効果を上げて消費カロリーを高めるためにも、ぜひ今回ご紹介したコツやポイントをチェックしてみてくださいね。
- 出典:
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- fotolia
執筆者
整体歴:15年目(2020年現在)。これまで延べ30,000人以上の施術に携わっております。
加えて日本ダイエット健康協会 検定1級 プロフェッショナルアドバイザーも取得しています。
皆様のお身体…