正月太り体質を解消!大食をストップする、胃腸引き締めエクササイズ
お腹を「ゆする」
年末年始は特に、運動不足になりがちです。食べ過ぎて体が重くなれば、なおのことお腹が揺すられるような運動もおっくうになってしまいます。お腹を揺するたけでも胃腸が動かされ、代謝を活性化します。
・かかとジャンプ
立って両膝を軽く屈伸して、体を上下に勢いおつけて揺すります。余裕があれば、かかとを持ち上げてから『ドスン』と床に落とすようにして、さらに内臓に揺する刺激を与えます。ジョギングをしているのと同じような刺激になるので、何度行っても構いません。
・仰向け腰揺すり
仰向けになって両手を組んで伸びをします。腰を気持ちよく左右にゆさゆさと揺すります。揺すり方やペースは自由です。内臓がゆらゆらと揺すられていることを気持ちよく感じます。
・うつ伏せつま先けり
うつ伏せになって、両手をあごの下など楽な位置に置きます。両つま先を床に立て、つま先で床を蹴って体を前後に揺すります。特にお腹が床に押し付けられた状態で圧迫されつつ揺すられるので、内臓マッサージ効果があります。
お腹を「マッサージする」
お腹・内臓を直接マッサージすることで、胃腸をいたわり動きを良くしていきます。
・胃のマッサージ
仰向けになり、左の肋骨の内側に手の指を巻き込むようにしてマッサージをします。左肋骨の内側には胃があり、胃が疲れたり張ったりしている時は、張りや痛みを感じます。痛気持ちいい強さでマッサージをしましょう。
・肝臓のマッサージ
仰向けになり、右の肋骨の内側に手の指を巻き込むようにしてマッサージをします。右肋骨の内側には肝臓があり、肝臓が疲れたり張ったりしている時は、張りや痛みを感じます。痛気持ちいい強さでマッサージをしましょう。
・腸のマッサージ
仰向けになり、おへその周りを半径5cm程度の円を描きながら押してマッサージをします。小腸がある部分です。食べ過ぎで腸が疲れている時は、張りや痛みを感じます。痛気持ちいい強さでマッサージをしましょう。
お腹を「凹ませる」
胃腸自体も筋肉ですが、内臓は腹筋(腹横筋)に囲まれています。胃腸を取り囲んでいる腹筋は、お腹を凹ませるように働く筋肉でもあります。この筋肉を使うことで、胃腸を活性化し下垂を防ぐ方法をご紹介します。
・おへそを縦に、胸の方へ持ち上げる
おへそを意識しましょう。おへそを縦長にするイメージをします。おへそを胸の方へ持ち上げるイメージを持ってみましょう。インナーマッスルである内臓を囲む筋肉は、こうしてイメージをするだけで活性化します。実際にイメージをしてみると、ウエスト周りが少し緊張して薄くなりませんか?
・腰骨同士を寄せる
左右の腰骨同士を互いに寄せ合うイメージを持ってみましょう。下腹を中心に、骨盤全体が引き締まるようにインナーマッスルが働いて、内臓の働きを刺激します。
おわりに
いかがでしたか?お腹(胃腸)を様々な方法で刺激をし、もとの柔らかくてゆとりのある流れのいい状態へと導いてリセットし、ため込み体質を卒業しましょう。
- 出典:
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- fotolia
執筆者
中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…