知れば無敵!食を整える「マクロビオティック」と「薬膳」について
自分に合った食事法
私が食の見直しのきっかけとなったマクロビオティックとの出会いは、今から6年半前になります。出会ったその日から、食生活を180度変えて実践し続けておりますが、それから今までの間に、様々な食事法や考え方にも出会ってきております。
その中で、いいものはいいと判断し、いろいろ取り入れている形が「ビューティーフード」というオリジナルの食事法です。これはライフスタイルでもあるのですが、その中でも薬膳はとてもマクロビオティックと思想が似ています。学んでいくと微妙な違いもありますが、どちらも納得ができます。
やはりポイントとしては「その人それぞれに合った食事の取り入れ方がある」ということ。それをわかるようになるために、まず知識が必要になります。要するに「身体の声をきけるようになる」ということになります。
マクロビオティックと薬膳
マクロビティックでは、一般的には「動物性食品を食べない」と解釈されていらっしゃると思いますが、決してそうではありません。より健康的に、病気になりにくい食事の仕方を追求していくと、動物性の食材は割合として、多くない方がいいということになります。その目安として、身体の構造を知りましょう、自然界のリズムを知りましょう。と、アプローチしていきます。
薬膳では、漢方の考え方を食事に取り入れ、食材の特性を知り、体質を見極め、やはりマクロビティックと同じで、未病のうちに不調を改善することができる=自分にあった食事を取り入れることが目的になります。
薬膳は特別なものではなく、普段の食材の中で自分に合ったものを選び、体質に合わせて組み合わせることになります。マクロビオティックでも、自然療法と呼ばれるお手当てもあり、食材が薬のように効果をもたせる一時的な対処法があります。
食を整えられる知識を身につける
どちらにしても病気は普段の食生活からなり得るので、病気は食を整えることで改善できます。自分にあった食事を見つけるために、いろいろ試せる「知識」を身につけておくといいですね。その中でも、日本の私たちにとても適しているのが、マクロビオティックや薬膳であると思えます。
- 執筆者:
- 室谷 真由美