「朝食はしっかり食べるべき」は本当?朝食抜きのメリットとデメリット

2018.02.08 食・栄養/基礎知識
こんにちは、愛子です。近頃健康のためにあえて朝食を摂らない方も増えており「朝食を抜くと太りやすくなる」というダイエットの常識が覆されつつあります。どちらがいいのか分からいという方も多いのでは?そこで今回は、朝食抜きのメリットとデメリット、そして自分に合う方法の選び方をご紹介します。

1:メリット

・胃腸に負担がかからない
朝はまだ胃腸の働きが活発でない方も多いです。その状態で無理に朝食を摂ると、胃腸に負担がかかってしまうことも。朝食を抜いて胃腸を労わることで、体が軽く感じられ集中力が高まるケースもあります。また胃腸をはじめ内臓を健やかに保つことで、代謝が良い状態をキープできます。

・朝は体が排出モードなので、朝食を抜くか軽食にするとデトックスされやすい
朝は体が老廃物を外に出そうとする時間帯。そのときにたくさん食べ物を詰め込んでしまうと、消化吸収にエネルギーが注がれ、余分なものを上手く排出できなくなることがあります。朝は抜くか軽めにしたほうが、デトックスされやすいのです。

2:デメリット

・腹時計が狂う
人の体内時計は、光によって調整される光時計と、食事の影響を受ける腹時計に分けることができます。光時計は朝日光を浴びることで整い、夜遅くにブルーライトを浴びることで狂うと言われています。そして腹時計は、朝食を摂ることで整い、夜中に食事すると狂いやすくなります。もし朝食を抜くなら、光時計を正確に保てる生活を心掛けましょう。

・体が飢餓の危機を感じ、エネルギー消費を低下させ、非常時に備えて脂肪を溜め込みやすくする
朝食を抜くと太ると言われているのはこのためです。朝食を抜くとフラフラする、空腹感が辛い、昼食を食べ過ぎてしまうなどという方は、体が飢餓状態になっている可能性もあります。そういう方は、忙しくても朝食を摂るように心掛けましょう。

食欲に従い朝食の量を調節しよう!

このように、朝食抜きにはメリットもデメリットもあります。ですから一概にどちらが良い、悪いとは言い切れないのです。育ち盛りの子どもは別ですが、20代後半くらいからは、ライフスタイルや体調、食欲に合わせるようにしましょう。

食欲がまったく湧かないときは、水分をしっかり摂って、朝食を抜いてもOKです。そのときできれば、青汁やコールドプレスジュース、お味噌汁などで、ビタミンやミネラルを補給しましょう。

小腹が空いているなら、温野菜や卵、大豆など、胃腸に優しいものを少量食べるといいと思います。そして起きた途端にお腹がペコペコなら、ガッツリ朝食を食べてOKです。

このようにぜひ、体の声に耳を傾け、それに従う習慣をつけましょう♪

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出典:
  • fotolia

執筆者

「美欲と食欲をどっちも満たす」をテーマに、ストレスフリーで理想の自分を目指す方法
について書いています。

私は15歳~24、25歳くらいまで「ダイエット依存症&過食症」でした。
―こんなに頑…

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