スクワット1回って一体何秒?やりやすい「スピード」について
2017.11.12
下半身/基礎知識
スクワットアドバイザーの小川りょうです。スクワット1回に何秒かけるのがいいのでしょうか?つまりしゃがみ立ち1回の「スピード」です。確かに時間を長くすればするほど筋肉には効きますが、指導者は効果以外にも、飽きずに継続できるようプログラムを設定します。それには、実際の「やりやすさ」も重要となります。
では一体何秒で行うのがやりやすいのということで、最後にプロオススメのスクワット1回のスピードについてズバリお答えします。
では一体何秒で行うのがやりやすいのということで、最後にプロオススメのスクワット1回のスピードについてズバリお答えします。
1. まずは普通にしゃがみ立ち
意識せず、普通にしゃがみ立ちします。およそ1秒-1秒で、トータル2秒になります。
2. 1秒-最下点でキープ-1秒
次に、慣れてきたら最下点で少し止めます。そして立ち上がっていきます。1秒-最下点でキープ-1秒で、トータル3秒になります。
さらに、2~3秒-最下点でキープ-2~3秒でできたら行います。じっくりと筋肉に効かせるようにしながらしゃがみ立ちしましょう。
ズバリ何秒?オススメのスピード
オススメの1回のスピードは、【1】2秒-【2】最下点で少しキープ-【3】2秒で、トータル5、6秒になります。しゃがむ深さは自由です。
実際のやりやすさから言えば、これが適当です。ただしキープ時間はあったほうがいいです。15回ほど行いましょう。
スピードはゆっくりすぎず、早すぎず
多くの指導書においても、1回のスピードは長くてトータル8秒ほどです。実際のところそれ以上は、実施しづらく間延びしてしまいます。
確かに時間を長くすればするほど筋肉は刺激されますが、実際にやりやすいかということが重要となります。スピードはゆっくりすぎず、早すぎずで。
※あくまで健康寿命延伸、一般的な健康・美容目的のスクワットにおいて、老若男女、初心者・経験者が実施・継続可能な設定としました。
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- 出典:
-
- fotolia
執筆者
25年のキャリアを持つ美と健康づくり指導者。外資系ホテルトレーナーを経て独立。成人~後期高齢者に至るまで幅広く対応。エビデンスに基づく情報提供と、現場経験で培った指導スキルを持つ。コンセプトは健康寿命…